部活なくゆっくり過ごせると思いきや、皆で10時から映画・その前にカモメ亭で食事なので遅くとも8時半には出発、映画の後は西区の図書館までスタンプを集めに向かうとのスケジュールを告げられる。休みの日に、家でゆっくり過ごすという考えはA子には毛頭ないようだ。尤もカモメ亭での朝食は以前俺が提案したことだから反論できない。洗濯物を干し、金魚の水替えをしておく。起き出した子供たちに上靴洗いをさせ、やっぱり朝から忙しい。

金魚のアナがずいぶん前からひっくり返る病気になっていたが、いよいよ表に戻れなくなりつつあり、周りの金魚から突かれ始めている。エルサの最期の時と似た状態になってきた。もう長くはないだろう。A子も子供たちも「可哀想~でもパパはよくやったよ」と慰めてくれているのだろうが、あまり関心はなさそう。一人水槽を見つめる。

カモメ亭は9時近くに行くと結構な賑わい。楽しみにしていた麻婆豆腐もすでに売り切れていて、取り放題のはずの海苔もない。しょんぼりして卵かけご飯を頂くが、後で子供たちの残した分を食べて腹がはちきれそうになり、麻婆豆腐で一杯にしておかなくて良かったと安堵。俺が辛味噌・A子が煮干し・Yが鰹・Wが懐かし中華・Iが鶏塩バター。会計時に、ついに「いつもありがとうございます」と言われてしまった。朝ラーの時だけくる奴と認知されたに違いない。

映画は丸山隆平主演の「泥棒役者」。まるで舞台劇のような、一つの屋敷の中で起こるドタバタ喜劇。三谷幸喜が書きそうなシチュエーションコメディだ。朝が物語の冒頭で夜に終わる(ちょっと後日談がある)、CGも特撮もない今時珍しいほどのシンプルな映画。安く済んだろうな~という印象と、忙しい関ジャニ主演だから手早く作ったのかなという感想。これでハリウッド大作と同じ1,800円というのは少し納得いかない。子供たちはエンディングに関ジャニの新曲「応答セヨ」が聞けて大満足の様子。

俺とA子は腹いっぱいで全然いらないが、子供たちはコンビニでおにぎりなど買い与える。K東高近くの「はまゆう図書館」まで車を走らせる。何でも市内4カ所の指定された図書館を巡ってスタンプを集めると特製しおりかブックカバーがもらえるらしい。そんなに欲しいものかね…。来週にはもっと遠くのM阪図書館に出向かねば期限に間に合わないそうだ。今の勤務校の近く。やれやれ。でもまあ安く済む娯楽か。

買い物をして戻るともう夕方。お袋が「駅で自転車の鍵を落とした」というので取りに行き、鍵のかかった状態で自転車屋に預け取り換えを依頼。本当はこれを機に自転車乗りをあきらめてほしいのだが、いくら「タクシーで行ったら」と言っても聞く耳を持たない。今度転んだら寝たきりになる、俺もA子も仕事を休んで介護にかからねばならない。多くの人を巻き込んで生活が一変する、等々いくら言っても「もう絶対転ばないから」だけだ。結局年寄りは既得権を自分から手放すことはないんだなあと実感。

Iと一緒に御馬が池のランニング。Wはやりたくなさそうで置いていく。帰って一緒に風呂に入り、夕食はやはりペコジャニのメニュー生姜焼きに挑戦。一昨日食べたばかりだが…。今回は厚めの肉を摩り下ろしたリンゴに漬け込んで柔らかくしソテー。まずまず好評だった。やっぱりワインを飲んでしまう。あっという間に過ぎてしまった休日だったなあ…。