朝からかなりの雨。しかし子供たちは毎回恒例の朝の散歩をしたいようで、傘を持って出かけていく。Y以外は今日の納骨式に備えて制服に着替えているというのに…。A子もA子で、なぜいったん帰ってから着替えるという選択をしなかったのか。しかしもう言い合いは懲り懲りなので、黙って自分だけ昨日と同じラフなTシャツ&短パンで過ごす。次第に雨も小やみになってきて、朝食・清算を終えチェックアウトを済ますころにはWさんへの土産にと考えていたバウムクーヘンも到着して何より。

いったん家に帰り、献花や線香の準備。弟夫婦はきちんとした礼服だが、無宗教の納骨だけなので俺は学校の時と同じ白ポロシャツに紺チノパンで済まさせてもらう。現地でM井家とも合流し、両F田&K村家の主要メンバーがそろう。残念ながらM緒夫婦はまだ赤ちゃんが小さいので欠席。献花台で順番に焼香し、その後骨壺が納められるのを皆で見守る。改めて親父が逝去してしまったんだと実感。親父、後は俺に任せてね。安心してここで眠ってください。

ごく簡単に終わると分かっていたのに、寿司の出前を「もし早すぎて戻っていなかったらどうしよう」と慎重に考えすぎて12時半の着にしてしまい、1時間半の時間を家で過ごすことに。幸いN摘の子供たちが可愛く愛想を振りまいて、他の子たちはその世話に夢中になっている。大人たちは途切れがちな会話を懸命につないで時間をつぶす、と感じていたのは本当は俺だけで、皆のんびりまったり過ごしていただけかもしれない。12時半丁度に寿司が届いた時には正直やれやれという感じ。

寿司を食べ、弟一家・N摘一家・姉貴夫婦と順番に送り出して、今年の夏も本家としての役割を何とか務め終える。歯の痛みはだんだんひどくなり、午後一で朝のうちに予約しておいた歯医者へ。しかし虫歯が進行しているというわけでもないようで、「神経の炎症ですね、抜いてしまうのは簡単ですがもう少し様子を見ましょう」との見立てで痛み止めのロキソニンを処方されただけ。これならもう3日前から飲んでいるのにと思ったが、確かに神経をすぐ抜いてしまうのには俺も抵抗を感じ様子見に同意。

しかしその後、迎えに来てくれた母子と一緒にブックオフやアピタを回るうち、どんどん歯の痛みが増してくる。家に戻って夕食準備の頃には奥歯同士が触れただけで飛び上がるような激痛が走るように。これでは物が噛めないと、夕食は素麺、母子は天ぷらやコロッケを副食につけるが、俺は素麺をすすって丸呑みするだけ。もはやロキソニンも効かないようだ。口を開けていてもじんじん痺れが伝わってくる感じ。こりゃ相当に重症だ。

ビールを二本飲んで感覚が幾分和らぎ、俺の誕生日ケーキも何とか食べることができた。Iからは手紙と亀の折り紙、Wからは手作りティッシュケースの贈り物をいただく。Yは「ごめんね、後で手紙書くから」と言ってくれたが、正直もう親の誕生日に手作りプレゼントを用意する年でもないだろう。ケーキの後で恒例の柱に身長を刻む行事。Wがかなり伸びたように記録したのは、かざした俺の手加減が願望を反映しすぎたかも。それにしても歯が痛い…今晩は眠れるだろうか。