朝玄関に出てツバメの巣を見上げるも、しんとして生き物の影なし。恐らく親鳥が戻って来ず雛は巣の中で息絶えてしまったのだろう。まあ仕方ない、A子もできる限りの手は尽くしたのだと子どもたちに言えるだろう。このところ部活の開始に間に合えていないので、十分な余裕を持ったつもりで6時50分に出るが、通勤ラッシュがひどく結局7時着。当然メニュー説明は始まっており、だんだん俺は部内において「いてもいなくても変わらない」存在になりつつある。

それでも明日の記録会の諸注意を伝えて解散。WさんとA草軒で昼食。戻って面談。今日は4組と時間に余裕があるが、最後の母子がもともと前の組から大きく離れているうえ遅刻して、ずいぶん教室で待たされた。理由を言わないところを見ると、時間をうっかり忘れていたか。まあ仕方ない、和やかに面談を終えて帰途につく。週明け月曜はいよいよ一日体験前日で準備に奔走されそうだが、今の時点でやっておくことに思い至らない。まあその時勝負でいこう。

今日は母子はピアノレッスンからそのまま実家泊。夕食材を買って夕暮れ時に帰宅、玄関の巣を見上げると何と雛が顔を出しているではないか!これには驚き、すぐにA子にメールを打つ。現金なもので、昨日は家事を放置して見込みのない雛救出に一日の大半を使っていたのかと不満たらたらだったのに、感動のあまり写メとともに「ありがとう、君の優しさに脱帽だよ」なんて書き送ってしまう。いやでもしかし、本当によく復活できたものだ。

子どもたちも喜ぶことだろう。あのまま放置して死ぬのを待ってから「残念だったね」とお墓を作っても、子供たちはそれなりに納得したことだろうが、今回の件は「やれるだけやってみる」という可能性追求の姿勢が無駄でないことを強烈にアピールできたのではないか。多少家の中が荒れていても、取り返しのつかない命を救ったという事実は大きい。それに比べて俺は、事なかれ主義・合理性優先のチャレンジ精神ゼロ・人のことより自分の快適さ、等々エゴイスティックな小市民の面ばかり浮かんでくる。

夕食は安かったアメリカ牛のステーキと牛脂で炒めたモヤシ・ゴーヤ、総菜屋の鉄火巻。酎ハイ缶を1本飲んだら眠くなって食べかけで寝入ってしまう。0時頃起きて片付け、風呂。のどの渇きに耐えかねてもう1本飲んでしまう。最近は右ひざの痛みがまた少しぶり返しており、アルコールを控えたほうがいいとは思っているのだが。