めちゃくちゃ忙しいと不平を言う一方、久しぶりに「役に立っている」という充実感もある。思えばYが生まれてからずっと家事育児優先で、仕事は後回しにしてきた。初めのうちは自分が意図的にそう調整している気分だったが、ふと気づくと大した仕事を与えられない・いてもいなくても変わらない存在になっていたようだ。前任校時代は、そんな俺を「いじられキャラ」として俎上に載せてくれたN尾さんがいたので、職場内での疎外感もそれほど感じなかったが、この学校に来てからは引け目ばかりで、ほとんど職員間の交流から背を向けていた気がする。
まあ、ほとんどは自意識過剰なのだが。しかしこうやって仕事に追われて課題をクリアしていくと、職員間の会話にも自信をもって参加できる。前々任校のI西時代は「俺が学校を背負っている」くらいの自負と勢いがあったが、ぼんやりとそのころを思い出せる感覚まで戻ってきたようだ。まー忙しくて辛くて早くこの状態から抜け出したいのも全くの本音なのだがね。
朝の出勤で「眠気が発生しないか」とビクビクしながら車を走らせている。やっぱりコンビニに寄ってコーヒーを買うよりそのまま着いてしまいたい。学校へ寄ってまずプールのチェック。部活はテスト期間で休みなのだが、授業で使った後も門扉を開けっ放し、更衣室に開放している部室のカギも開けっ放しだ。時々電気もつけっ放しになっている。体育科に苦情を言えばいいのだが、今の面々では煩がられるだけのような気がして二の足を踏んでしまう。
さー今日はとにかく中学へ発送する名簿の完成と、できればテストふたつめを仕上げたい。教務課長が意外と放課後残らずさっさと帰ってしまうので、できるだけ日課のうちに仕上げようと授業を自習にし教室を抜け出して延々パソコンと格闘。いったん仕上げたものの、同じ中学で1部と2部にまたがるのはよろしくないと指摘を受け作り直し。結局放課後までかかってしまったが、とにかく起案書をつけて課長に渡すところまではこぎつけた。そのまま勢いで世Aのテストも作ってしまう。それでも19時に学校を出られたのだから、今日の仕事密度は我ながら濃かったと思う。
家に帰るとまだピアノ練習の途中。夕食は焼きサバと味噌田楽というお手軽なものだが、結局食べ始めるのは20時半。コンクールが終わるまではこんな日課が続くのだろうか。ピアノのことには口を出さないというマイルールだが、子供たちの発育にかかわることだけに気持ちは複雑だ。幸い今日は三人とも上機嫌で、新アルバム「ジャム」の曲を流しながらの朗らかな夕食。日本酒を2合ぐらい。