やはり朝から雨。洗濯物を室内干しし、まだ眠そうなWに「充分気をつけて行ってきてね」と念押しして臨海学校へ送り出す。ま、一泊だけなわけだが。しれにしても奴が楽しみにしているキャンプファイヤーだけはできるように、午後からだけでも晴れてもらいたいものだ。



教育実習生の研究授業を参観。クラスに来ている実習生は数学担当で、b2-4acの「判別式」のあたりの説明。当然俺も数十年前にはやったはずなのにさっぱり覚えていない。しばらく職員室で数学の教科書を読み込む。それにしても地歴の実習生は指導案すらもらっていない。指導担当がI藤さんなので丁寧な指導をしていると思ったが、氏は教員間のコミュニケーションにはひどく冷淡だ。それとも俺だけに対してだろうか。


教務日誌を急いで書いて温水プールに向かうと、誰も荷物降ろしに出ていない。俺が運んで中に入っていくと、奥のソファに固まっていた部員たちが慌てて残りを取りに行くが、挨拶も何もない。その後カードを受け取って受付前で待っていても、誰も並ぼうとしない。しかし自転車での移動が遅れた部長のI津が登場すると、たちまちカウンター前に並ぶのだから不思議なものだ。練習後、「部長がいないと集団行動がとれないって、家畜みたいだね」と嫌味を言う。


以前の俺だったら怒りをぶつけていたところだろうが、補佐役に回っているのでは怒るほどの責任感も感じない。でも多分このくらいの突き放し方の方が、奴らには効くのだろう。帰りに駅まで載せていく部員がいないか聞くと、複数が即座に周囲に確認し「大丈夫です!」と口々に反応してくれた。

帰って夕食はA子作の焼きそば、水餃子スープ。Iと一緒に風呂に入る。もう浴槽で手足を伸ばしふちに届くと見せてくれる。大きくなったものだ。食事中、チケットが取れない関ジャニのコンサートを早い者勝ちでなく完全に市場原理で売るといくらになるかを予測し合う。俺の考えでは5大ドームで一枚3~5万円と言ったところだろうか。「もう関ジャニはやめてキングクリームソーダにしたら」とYに言うと「小3だったらね」と返される。あれだけ夢中に歌を覚えていたくせに。