Yは中学生になってガラッと雰囲気が変わった。まあ当たり前の成長過程なのだが、何だか無邪気さが減って寡黙になったようで寂しい。朝のバイバイタッチも仕方なく付き合ってくれている感がありあり。そのうちはっきりと拒否されそう。比べてWはそういう思春期の照れや無愛想さは今のところみじんも感じられない。いつまでも子供でいてほしいというこちらの願いを見透かして、その通りに振る舞ってくれているかのようだ。

朝からポツポツ雨。洗濯物を中に干し、昨夜の残りの煮物と味噌汁残りで朝食。学校は授業二つで午後空きの、週で一番楽な日。ただ毎週決まって当てつけのようなK田さんのボヤキを聞かねばならないが。午後の空き時間にいよいよ中学生一日体験の準備として、各教科‣部活顧問へ協力依頼の文書配布。6月はやることが山ほどあるが、とにかく手を付けていけねば始まらない。

放課後はすぐ部活へ行って荷物を積み込ませる。練習はWさんに任せ逆洗をしようとポンプ室に行くと、なぜか運転が止まっている。ブレーカーが下りているようだが戻しても動かない。仕方なくS化工業さんに来てもらい点検を依頼。どうやら循環ポンプでなく滅菌機の配線がショートしているようだ。しばらくハイクロンの投げ込みで対応するしかない。それにしても毎年必ず何か故障が起きるプールだ。

家へ帰り、途中でA子から「先に着いたらお風呂のお湯落としておいて」と頼まれていたにもかかわらず、そのまま二階へ上がって着替えている最中に母子帰宅。明らかにA子に機嫌が悪い。とはいっても俺だってほんの数分前に帰ってきたばかりなのだが。お互いに不満を抱え気まずい雰囲気。しかし怒ってはいけないと反省したばかりの俺なので、先に折れ夕食の飲み物を持って行ってやる・とたんに愛想よくなるA子。とんだツンデレだ。夕食はピザ、A子作成。トマトとマッシュルームの奴が旨かった。