最近は朝食用意をすっかりA子に任せてしまっている。今朝も何やらひじきとさつま揚げの煮物を作って、小鉢にこんもりと盛るので、てっきり家族全員の分だと思っていくらか食べて席を立つと「こんなに残すの?」と言われ、小鉢全部自分の分だったかと気づき慌てて平らげる。洗濯物干しは何とか俺がやっているが、以前ほどA子の感謝の気持ちが感じられないのは、全体的に家事をやらなくなってきていることへの不満だろうか。

授業の合間にテスト問題作り。日課の中では細かな用事が入ってきてなかなか集中して取り組めない。どうしても放課後に…となるが、今日はWさんから部活に顔を出すよう頼まれてしまう。本当は今日から部活もテスト休みのはずなのに、熱心なWさんは土日もやらせるという。仕方なくその旨を生徒課に「特別活動願い」として出すと、係のS根さんから「大会はいつですか…今週来週にあるっていう部活なら問題なく許可していますが、あまり大々的にやられると保護者からクレームが来てほかの部活にまで規制がかかってしまいかねません」と横並び理論でやんわり釘を刺される。

部活と言っても2,000に満たない距離だが。終えるまで付き合ってもまだ17時半。その後職員室に戻ってテスト作り。19時を廻ってさすがに帰途につく。夕食は鍋+うどん。どんなメニューなら酒を飲みたくなくなるかと聞かれ、A子は俺のリクエストに忠実に答えてくれた。でも正直、どんなメニューでも飲みたくなる時はなる。

夕食時、眠くなったIがやたらとぐずるので俺も怒ってしまう。途端にしんと静まり返る食卓。やはり我慢すべきだったな…。結局俺の叱責も眠くなった児童のぐずりとそう大差ない感情の噴出に過ぎない。