今日明日と部活オフ、時間を気にせずゆっくりしていられる幸せ。Iのありんこクラブ(サッカー)が最後の回だが、花粉に苦しむ俺を慮ってA子が帯同してくれることに。有り難いっす。朝食はご飯とキャベツの味噌汁、トマト卵炒め。のんびり食べていたら出発時間が迫ってきて、急にせわしなくなって二人を送り出す。
最近ハンディカメラで録画したあれこれをデッキのHDDに落としていると、自転車屋がやってきて先日注文したYの通学用車両を届けてくれる。トレンディな華美さは皆無の、質実剛健な自転車だ。聞くと大半の地元中学生がこれを選んでいるとのこと。あるいは学校からの指定があるのかもしれない。そうこうしていると姉貴夫婦がYのお祝いを持って来訪。お袋の見舞いもかねてとのこと。
A子とIが戻り、三人を連れて隣区の公民館広場まで自転車の試し乗り。WはYの赤い自転車を、IはWの水色の自転車をそれぞれもらい受け(お下がりに文句を言わないのが有り難い)、ご機嫌で出発。ひとしきり乗って、これもおニューのサッカーボールでPK(というかゴミ籠のゴールに球を蹴り込む)競争をだんだん距離を伸ばしながらやっていると、Yが「本をもってこればよかったなあ…そうだピアノ練習もしなくちゃ」と言い出したので「ママにまた叱られるといけないからYだけ先に戻りな」と帰す。その後3人で一通り遊んで帰宅。
するとA子が「ちょっといい?」と寝室に招きぴしゃりとドアを閉める。甚だしく嫌な予感。「あなたYに『ママに怒られるから先に帰れ』って言ったの?本当に?私がどれだけYの自主性に任せてピアノに取り組ませているのか分かっているでしょ?」とすごい剣幕で問い質してくる。正直何をそんなに怒っているのか分からず面食らう。実際出かける前にWには明らかに練習をやれと叱っていたじゃないか…。しかしこれだけ感情的になったA子に何を言っても通じないだろう。大人しく「悪かった」とやり過ごす。
親子の団欒に水を差す自分でいたくない、ピアノを強制して子供たちにやらせているわけではない、という前提を、少なくとも他人に(俺であっても)否定されたくないということだろうか。自分がどう見られているかにこだわり、違うイメージを拒否するのは、一人前の指導者面をして部活で虚勢を張っていたころの自分を彷彿とさせる。まあその後は彼女も言い過ぎたと思ったのか優しくなり、ハムトーストの昼食を作ってくれたのでほっとする。
午後は延々ピアノ練習。子供たちもA子に気を遣って、呼ばれた順にすぐに部屋へ向かう。その間俺は洗い物や洗濯物たたみ、金魚の水替えなど。三人が解放されたので一緒に夕食材を買いに行こうと誘い、その旨を伝えにピアノ室に向かうと彼女は居眠りしている。どうでもいいが家事を丸投げしていい身分だ。それにしても三人とも買い物に付き合うのは珍しい。やはりA子のピリピリ雰囲気から遠ざかりたいという無意識が働いているのでは。
夕食は豚肉とキャベツ‣白菜‣春菊‣人参‣椎茸‣豆腐の鍋。後半に茹でモヤシとラーメンを入れる。塩ラーメンの市販スープを薄めに張り、下し大蒜と味噌を加えた汁が麺によく合う。テレビはBさんからもらった関ジャニの新曲CD特典のDVDを見る。これが『新年会』と称したグダグダの飲み会をそのまま映し続けるだけのもので、何の芸もなし。これを特典映像として喜ぶのはファンだけだろうな…。