いつまでも寝ていられる幸せに、却って夜中に目が覚めてしまう。最近はスマホで見られる漫画にはまっていて、昨夜から明け方にかけてナニワ金融道の最終エピソードを一気読み。終わり方が意外とあっさりしていたのは、作者の青木氏がすでに闘病生活に入っていたからだろうか。それにしても映像といい音楽といい、無料で視聴できるコンテンツが広がっているのは有り難いものの「これでいいのか」という気持ちもどこか残る。
布団で寝そべってスマホをいじっているところにIが「ごめんね~」と言いながら入ってくる。奴は俺がスマホを操作しているのを「見てはいけないものを見てしまった」とでもいうような態度でスルーするので、こちらも後ろめたく思ってしまう。以前はもっと明け透けに「いのもゲームやらせて」とすり寄ってきたのだが、今は「いい大人でも誘惑に勝てないんだね」と憐みの目を向けられているようでやるせない。
朝食はA子がハムチーズトーストを作ってくれる。昨日の残りのカツも奪い合いの好評。俺は久々に洗濯物干し。お袋の洗濯物も干してやる。親父が死んでずいぶん洗濯の頻度も下がったようだが、片手を骨折していては干すのも思うようにいかないだろう。母子は明日に迫った大会に向けて練習に余念がない。俺は昼に野菜たっぷりの味噌ラーメンを作る。コーンがなかったのでミックスベジタブルをトッピングしたら、Yから「パパ…なかなかチャレンジャーだね」とやんわりダメ出しされる。合うと思うけどな…。
午後はYのステージ靴を物色したいA子と先週の大会場にグランドコートを置き忘れてしまった俺とで連れ立ってお出かけ。三人ともついていきたいと駄々をこねなくなったのが有り難い。Iはさっそく二人に「ごっこ遊びしよう」と誘っているが上二人は反応悪し。ちょっとは妹に付き合ってやれよ。F市実家に寄って義母自慢のメンチカツをもらい、夕食のメインとする。靴は結局いいものが見つからず、現在のものの中敷きを外して対応することにしたらしい。A子となんだかんだ話しながら、また車中で録画番組を聞きながら過ごすのも楽しいものだ。彼女もそれを目的に一緒に出掛けることにしたのだろう。
夕食は焼きサバ+とろろ汁と義母メンチ。テレビは先週始まったプリキュア新シリーズの「最初だけ見てみたい」とのことで皆で見るが、何というか三人とも総ツッコミ状態で、以前のように純粋にワクワクして応援する心情からはほど遠くなっているようだ。Iなど数か月前まで一緒に変身ポーズをしていたんじゃなかったっけ?今じゃ「(関ジャニの)村上くぅ~ん」と甘えた声を出しているが、そう姉たちの嗜好に引きずられなくてもよいのに。