今日もIはほぼ平熱だが、あれだけWと一緒に過ごしているので基本的に感染しているのだろうと考え、二人休ませる。朝食は子供たちに目玉焼き。Yはすっかり一人自室で過ごすのが定着して、下二人をうらやむ様子もない。なんだかぐっと大人びた感じだ。
俺は今、正直猛烈に暇だ。今日はの鴻上尚史の「空気と世間」をほぼ読破。一日一冊のペースだ。授業は1限と5限に2回。生徒が一人訪ねてきて、小論指導をするも10数分で終了。あまり周囲を気にしても仕方ないとは思うが、ほかの皆は何をそんなに忙しくしているのだろうか…。
とにかく他の職員と交流が薄く、よそよそしい感じがずっと抜けない。俺が後ろめたさを感じていることと無関係ではないだろう。卑屈になってしまい、親しげな会話ができない。まあそれで何も困ることはないのだが。放課後の学年会議をさっさと終わらせ、定時に帰宅。部活はWさんに丸投げ。
帰るとA子は忙しそうだ。ピアノ指導をしながら「ご飯のスイッチ入れてない」と言うので、2階に上がってまずスイッチを入れ、その後着替えたり録画の整理をしたりして改めて台所に立つと、まだ炊飯ガマはセットどころか洗われてもおらずシンクの中、コメは洗ってザルにある状態。炊飯器は空だき状態だった。
その他、台所もクローゼットもひどい放置状態。A子は子供医院に通院させたりして忙しかったのだろう。俺はこっち側で働くべきなんじゃないかな…と強く思う。しかしそれでは生計が立たないわけで、今の居心地の悪さを誤魔化しながら働き続けるしかないのだ。夕食はマルシンハンバーグ、ほうれん草としめじ‣コーンのバター炒め。
Iは俺の顔を見るなり「明日から学校いけるよ、やったー」と喜んでいるふりを懸命に演じる。どうやらインフルは陰性だったらしく、奴なりに休んでいることに引け目を感じていたのだろう。お互い、違和感を感じつつも自分の役割を果たさねばならないんだね。