今日の練習はWさんが頭から指導すると確認済みなので、気を抜いてゆっくり出発したら、たちまちラッシュに遭う。到着したら既に体操が始まっていて、これはこれで決まりが悪い。遅刻大王のSTに対して常に厳しい言葉を発しているだけに、しめしがつかないね。しかしそのSTは俺にも増して遅く登場。こいつはもはや何を言っても改善されないのだろうか。ぬぼーっとして、サイクルにもついていけず、それでも一応毎日来るところが不思議。  


練習の合間に調査書発行作業を進め、何人かは明日の練習時に取りに来ることを確認し、練習を終えたらそのまま帰らせてもらう。今日はYのコンクールの初参観。これだけ長く子ども達のピアノを支援し続けて、コンクール自体を見れなかったのはひとえに水泳部顧問だったから。今回はM乃先生の指示でYだけ参加地区を地元に変えたため、発表日がずれてしかも午後になり、初めて見に行くことが可能になった。

家でそうめんのみの簡単な昼食を済ませ(車中で糖質制限ダイエットの番組を見たばかりなのに、ほぼ糖質だけの食事とは…)、三人で会場のUホールへ、WとIはお留守番というのが、Yの出番までの待ちが長いからというのが理由だが、文句を言いつつもそれに従って留守番ができるというのに成長を感じさせる。もちろんばあばに気にかけておいてもらうよう言付けはしておく。

Yの発表まで延々同じ曲を聴いていると、さすがに巧拙や聴きどころが分かってくる。ラストひとつ前に登場したYは堂々としていて、小さいが貫録がある。こうして聴き比べても率直に言ってやはりYはかなり上手い部類だ。いや親バカでなく、M乃先生のの指導の確かさを称えたい。

Yの発表を聴き終ってすぐに会場を出、徒歩で最寄り駅から電車で中心駅へ。北口で待ち合わせに現れたのは大学水泳部時代の先輩T村さん。仕事で来るから夕飯を一緒にとの約束で、遅れてN山も合流。予約しておいたAす亭で3時間近く話し込む。主には大学水泳部OBの寄付・行事参加率の低下について、正確にはそれを問題視して義務化を強めてくるI井先輩(現同窓会長)とその支持グループに対し、もっと緩やかにOB会を存続させていくにはどうしたらいいかという話。

俺自身が現役との交流会も寄付も何もしていない状況だから、意見を言える立場にない。ただ時間を割いて親睦や旧交のために何百キロと離れた大学水泳部の行事に参加できるほど暇ではない、というか俺の優先順位が高くないのは仕方ないと思っている。F谷先輩のお墓参りなら万難を排して時間を作るのだ。それが俺にとって価値ある行為と認めているから。

新幹線の終電で帰るT村氏と別れ、そのまままっすぐ帰途につけばいいのにM街の三太でラーメン。もう糖質制限とかダイエットとか口にする資格もない。家に着いたらYからさらっと「金賞だったよ」と驚きの報告。これまで何年も届かなかった金に、ついに…。と俺が感動していると「8人もいたからね~」と冷めた声。参加者数の多いこの地区のコンクールは金賞もかなりの数が受賞するようだ。Yの本音は最優秀賞だったらしい。結構図太いね。