祈の机が家具屋から今朝届く予定になっており、迎え入れるための部屋の片づけは今やピーク。2階全体が衣類や本などでごった返して足の踏み場もないほど。辛うじて階段を上がったところから客間(もう客間でなくなってしまうのだなあ)までの机を運ぶ動線だけ、空間が確保されている。「9時~10時半の間に来るというから、片付けを進めなくちゃ」とA子は朝から大忙し。しかしこういう時に限って予定通り、というか予定より早く事は進む。業者がチャイムを鳴らしたのは8:55だ。

それでもじゅうたんを敷き終え机を運びこむと、一気に子供部屋らしくなる。祈は大喜び、入り口の引き戸に「1ねん いのりのへや」と書いて貼り付け、中で大はしゃぎだ。YやWの時は初めから子ども部屋があったのでそれほどの喜びは見られなかったが、祈は自分の部屋をまさに獲得したという興奮があるのだろう。朝食は焼きジャケ、納豆、キャベツ炒め。昨日買った豚ブロックで煮豚・煮卵を作っておく。

部活はWさんが戻って主導。途端に練習を見る目がいい加減になり、眠気と耐えながらの2時間になる。昼は浅○軒でラーメン普通盛りと餃子。学校へ戻り、クラス文集の印刷を完成させる。3組も同様なことをやっているが、表紙はカラーだし内容も手書きで自由に何でも書かれていて楽しそうだ。俺の方は分掌だけで地味だが、たとえ自由に何でも良いと言ったところで、クラスの雰囲気からしてそれほど凝った内容を書いてくるとは思えない。まあそういうクラスに育てたのが俺なのだ。

定時に帰り、英会話からYを迎えて矯正歯科へ。珍しく空いていて10分程度の待ちで済んだ。いつも1時間以上は覚悟するのに。帰って夕食は焼きサンマ、ホウレン草と椎茸のバター炒め。食後に、ずいぶん遅くなったがWの誕生日ケーキを皆でいただく。何でもYと同じがいいWは、ケーキも彼女と同様個別にタルトを選ぶ形。蝋燭を吹き消すシーンを、我ながら上手く捕れた。祈はさっそく自分の部屋で寝るといい、でも一人では怖いからA子も一緒に寝て欲しいだと。YもWも今晩は自室で、あべこべに広い寝室を俺一人が占有して寝ることになった。尤も片付け途中のものが全体に散乱して、一人しか寝るスペースがないのが実情なのだが。