今日こそ部活も地区の仕事もない純粋な休日。しかし昨日からA子の数カ月に一度訪れる片付けモードに突入しており、主に子ども部屋を中心にひっくり返した大混雑の状態なので、片付けを進めるため子ども達を連れてどこかへ行けという指令が来るのは必定だろう。とりあえずジャガイモと人参・玉葱の味噌汁、納豆を用意。昨夜の好評だった煮豚の残りを切り分ける。

祈が肉食の味覚に目覚めてくれたのは嬉しいが、元来我がままで好きなものしか口にしない傾向にあるから、人の分まで欲しがるくせに味噌汁や添え付けの野菜は一向に手をつけない。まあこれで旨いものの取り合いが発生するようになれば、大人し過ぎるWやYがもう少し競争本能を発達させる機会になってくれるかも。

さて午前中は三人を連れて近所の公民館広場へ、と思ったらWの自転車の空気がなく、充填してもすぐに漏れてしまう。こういう時に役立つ父親でありたいと、虫ゴムの取り換えなど行うのだが、何度付け替えてもダメ。ついに諦めて車に積み込み、今年度一緒に班長業務を行った副自治会長の自転車屋で修理してもらう。結局、空気を入れる口金自体が腐食していたようで、部品を録り替えたらすぐに直った。

広場では延々サッカー。Y・Wチームと俺祈チームに分かれて対戦したり、だんだん距離を伸ばしていってシュート練習など。まだYも喜んで一緒に遊んでくれるなあ。しかしちょっとボールを追いかけて走りまわるだけで息が上がってしまう。側溝に落ちたボールを拾い上げ、そのまま草むらに寝転んだら、体中びっしりと草の種がついてしまい閉口。

三人を連れて帰り、良く手を洗わせて雛人形の片付け(やっと)。その後また三人を連れて今度は電車で図書館へ。最寄り駅までA子に送ってもらい、電車に乗り、三人が運転席の見える最前方に陣取っていると、それを掻き分けるように70過ぎと思しき老人が杖をつきつつ最前部に陣取り、じっと進行方向を見つめている。最初危ない人かと思ったが、やがて席について仲間と話を始めたところを見ると、電車マニアの集まりのようだ。それにしても子供達を押しのけてまでいい場所を確保しようとする浅ましさに、年をとると幼児に還っていくのだと言う思いをまた強くする。

図書館でそれぞれ好きな本を借り、近くのモスバーガーで昼兼夕食。モスのボーナスチケットが今日までなので、何としても使ってほしいとという使命を託されたのが、今回の外出の本当の目的。子ども達はわいわいセットと、三人でフィッシュバーガー二つ(マスタード抜き)。もはやYとWはわいわいセットについてくるおまけのおもちゃはいらないようだ。

食事にたっぷり時間を録ったつもりだが、駅に向かいA子に電話すると「あら、もう帰ってくるの」との返事。家に戻ると、片付け過程の混迷はいよいよ深く、家の中はシッチャカメッチャカだ。とりあえず子供達を寝室に閉じ込めてテレビを見させ、二人で片付けを進める。しかし何を捨て何を残すかの決定権をA子が握って離さないため、俺は主導で動けない。A子の夕食にインスタントラーメン(キャベツ卵炒めを乗せる)を作り、先に横にならせてもらう。今晩は遅くまでかかりそうだ。