祈はすっかり良くなったが、まだ幼稚園は登園できない。そのためかどうか、今度はA子の具合が悪くなってきたようだ。ずっと奴の相手をせねばならないストレスが関係しているのだろうか。もっと適当にあしらって、こちらの都合を言えば家の中の片付けを優先してもらいたいものなのだが。朝食は俺は残り物、母子はパン。

テスト範囲もどうやら消化できそうで、問題作りにも目処がついた。後は要録とクラス文集かな。まあぼちぼちやろう。7限は3年担任による現2年への受験指導で、まあえげつないほど「勉強しろ」と発破を掛けまくる。特に最後に話したFMさん、予備校講師もかくやと言わんばかりに煽りまくる。「何で(勉強)やらないの?今こうしていてもどんどん抜かれているんだよ。1問でも多く取り組まなきゃ」等々。

何だか受験産業とタイアップして、勉強しろ教の布教をしているようだ。そこには「何のために」を考えさせる余裕すらない。受験に勝ちぬいたとして、その先を考えねば人生の満足は得られないのに。煽り続けなければ火が消えてしまうと、切迫感に駆られているのは教員の方なのかもしれない。生徒は実に大人しくよく聞いていて、だからこそ不憫に感じる。

ま、俺にしても生徒思いの体をとって自分が楽したいだけなのかもしれない。テスト問題をある程度仕上げて退庁、A子に頼まれて買い物をして帰宅。彼女はいよいよ具合が悪いようだ。夕食はラーメン鍋。子ども達奪い合うように麺をほしがる。肉はあまり人気がない。母子を早めに寝かせ、一人深夜までクエスト。俺も早く寝なければと頭では分かっているのだが。