部活があるのにいつまでもゴロゴロ寝ていて、結局洗濯物を干せず。出発時間になってもまだよく寝ている母子に後を託して家を出る。途中コンビニで、レンジで温めるラーメンとお握りの朝食。部活は一人欠席。Wさん主導で進む。俺は他校の顧問と話をしたり、部員に声かけをしたりする程度で手持無沙汰。格段に楽になった分、当然だが存在意義は薄れる。でもMHやSYたちが平気でサイクル離脱して休んでいた去年と比べると、皆真剣に取り組んでいて、理想的な活動内容だ。俺が一人顧問の時にここまでに育てられなかったのが、残念というか己の限界を思い知らされるというか。

練習を終え帰宅。母子は遅いブランチを済ませてピアノ練習中。俺はお袋に頼まれ庭木の剪定。かなり思い切って ムクゲやイチヂクなどの枝を払ってしまう。親父がしきりと「伸び過ぎている、切ってほしい」と言うもので。この先自分で面倒を見れない親父としては、「この子(木)達を残して一人で逝けない」といった心境だろうか。いっそ丸ごと切り倒してしまえばすっきりするのかも。しかしそれでは庭があまりに貧相になってしまう。

ピアノを終えた子供たちと、また近所の広場へ遊びに行く。祈にせがまれてA子も腰を浮かせかけたが、家族そろって遊び回って、家の片付けは誰がいつやるの?そう口には出さなかったが、俺の「全員で行かなくても…俺が引き受けるよ」の行間を読んだのだろう、A子は「じゃあ私は片付けものやってるね」と言ってくれた。結局帰って見るとどこが片付いていたか判別できなかったのだが。それにしても三人とも単にボールや長縄で遊ぶだけなのに、大喜びだ。Yなどそろそろ距離をおいていくのかと思ったが、まだまだ十分に楽しんでいる。ゴミ分別の標識に紐をくくりつけ、俺の長縄一人廻しにそれぞれ何回跳べるか挑戦したり、祈・俺チームとYWチームに分かれゴミコンテナをゴールにしてサッカーをしたり、ドッヂボールや四角パスをしたり、最後には氷おに・色おにごっこをして走り回る。いい運動になるよ。

正直祈から頼まれた時は面倒だなと思ったが、それなりに成長して自分で動け、かつ単純な遊びにまだ夢中になってくれる貴重な時期なのかもしれない。俺も大いに楽しんだ。夕食はポテト、マルシンハンバーグチーズ乗せ、サーモン刺身。揚げポテトに塩を少なめにしてカレー粉を振ったら好評、あっという間になくなってしまった。風呂上がりにピッポ(仲間外れ探しのカードゲーム)・トランプ大会。読書に夢中のY・Wも、俺が寝室に入ってきて祈とカードを並べ始めると、いそいそと傍に寄ってきてくれる。今のところはまだ俺と遊ぶ魅力の方が本に勝っているようだ。今はまだ、かろうじてね。