夜中には降ったようだが、朝起きて外に出るとポツポツ程度。予報ではこの後晴れてくるようだが、運動会をどうするか学校としては悩むところだろうなあ。昨日のシチューに添えるパンを買いにコンビニへ。帰って来るとA子が目の色を変えてお弁当を作っており、「1時間遅らせて開始だって」とのこと。やはり今日決行するか。昨日のうちから場所取りに出向いていた家族も多いようだし、平日に順延されるよりは喜ばれるだろう。しかし俺は今日はシーズン最後の記録会、部活の方に顔を出さねば。

子供たちにシチューとパンを食べさせ、「頑張れよ」と声をかけて出発。久々に練習で訪れるTプール、以前は部員達と開場を待つ間もよそよそしい雰囲気があったが、今は気楽に声をかけ一緒に過ごせている。主顧問でないだけで、こんなにいろいろ肩の荷を降ろせるのか。て言うかこれまでが主顧問だからといろいろ気張り過ぎていたんだと、今では分かる。記録会はベスト更新できたのは4~5名のみ。夏後半からの低調が続いている。あの爆発的なベストの嵐で始まったシーズンインは何だったのか。

そのまま地元の公民館駐車場に車を停めて、小学校へ。今にも降りそうだった空はそのまま何とか保っていてくれて、ほぼ予定通り進行している様子。ちょうどお昼の時間に到着したので、ごった返す体育館の中に入って母子を探す。Yだけがぽつんとシートに座っていたので「Y~♪」と浮かれた声で近寄ると、ちょっと困った顔で「ああ…お帰りなさい」と冷ややかな対応。ほっぺをすりすりしようと近寄ると嫌がって手を払いのける。人前では家族間のコミュニケーションをさらすのをかなり恥ずかしがるようになっているようだ。それも成長だ。

徒競争はWが「5位だったよ、ビリじゃなかったよ」と意気込んで教えてくれたが、まあそんな程度。午後の僥倖種目はWの荷物運び競争、Yの組体操どちらも何とかビデオに収めることができた。とにかくあちこちで年寄りが参観席の最前列で立ちあがってボーっと見つめているので、ビデオの視界を塞いで困る。まあビデオのために座ってくれと言うのも理不尽か。大会が終わり駐車場まで歩く時も、Yは気恥ずかしそうにWだけ連れてさっさと歩いて行く。思えば俺も小学校の高学年ぐらいから家族を異常に恥ずかしがるようになったっけ…。

子供たちを風呂に入れ、今度はお月見泥棒に行くという。A子が下二人の付き添いで、Yは友達と近所を廻る。俺は我が家の分をもらいに来た子供たち相手のため家に残る。しかし玄関の中にお菓子の箱を入れておいたので、チャイムを押して入って来る子は数名のみで、中には「ないよ~」と声を上げて去っていく子もいたようだ。戻ってきたA子にそう伝えると、「だったら戸を開けてあることを教えてあげたらよかったのに」って、そこまで俺にやらせるの?意外なダメ出しに使えない奴だと言われたようで傷つく。

夕食は「ツナ納豆スパでいいでしょう」と言うA子に応えて作り始めるが、まず麺が、そしてツナ缶がどこにあるのか分からず探すのに手間取る。何とか麺は見つけたものの、ツナ缶は切らしていたようなので鮭のほぐし身瓶詰めを代用したが、なかなかいけた。そう控えめに伝えてみたが、A子は全くノーリアクション。お月見の件からまだギクシャクした感じが残っているようだ。今回は俺も怒りを表に出さずに耐えることができたが、何だかA子に振り回されて心身ヘトヘトだ。今後もこんな人生が続くのだろうか…。