今日は親父の退院のため一日看護休暇を取った。春休みに入っても部活やら何やらで朝から忙しい日が続き、ゆっくり朝食の支度ができるだけでもありがたい。焼きシャケ、豆腐と水菜の味噌汁、納豆。母子が8時近くなって起きてきて、9時くらいまでかかってゆっくり朝食。「パパがいるなんて日曜みたい」と子供たちに言われる。いや日曜はだいたい何かしらのイベントが入って、お出かけ準備で翻弄されているのが実情だ。

午前中A子のレッスンやY・Wピアノ練習の間、祈の相手をしていたのだが、奴が飽いてピアノ室へ向かったチャンスにスマホのゲームを始めるともう止められない。全くの時間浪費だと頭では分かっているのだが、テトリスのような単純なものほど嵌って「もう一回、もう一回だけ」と繰り返してしまう。子供達にはダメだと言っておきながら自分の意志の弱さに呆れる。

A子の喉の痛みがなかなか治まらないのと子供たちの耳あか掃除を頼みに近所の耳鼻咽喉科へ母子が行き、一人になったので昼は外食しようかとB家に向かうが、残念ながら休み。結局カップラーメンで済ませる。その後お袋と親父の病院へ行き、退院の手続き。酸素吸入器の搬入と説明のため業者が後からついてきてくれる。それにしても親父一人のために医者・担当看護師・ケアマネージャー・介護士・医療品業者らがチームを組んで当たってくれるようで、むろん感謝の気持ちもあるが、これでは医療保険のため国家財政が破綻に追い込まれてしまうのではと恐ろしくもある。

親父は「いつ死んでもいい」と殊勝なことを言うくせに、家に帰ると「寒い、すぐ暖房つけて」だの「パンフを持ってきて」だのお袋に高圧的に言いつけてばかりで、下僕のように働き廻るお袋が可哀そうに思えてくる。そりゃ体が上手く動かない分ストレスも溜まるのだろうが、周囲に上から目線で言いつける昔の癖が入院中から強まったようで気になる。Y達はそれぞれ「じいじ退院おめでとう」の手紙を作って渡してくれる。優しいね。

親父の引っ越しが安定したのを見届けて、俺たちはそれぞれ外出。俺とYはYの新しい眼鏡作りにア○タへ。A子はWと祈を連れて歯医者へ。Yは視力がまた一段と低下してしまったようで、本人もすごく気にしていて「レーシックとかいう手術、受けてみようかな」などと言いだす。まだ早いって。前回より落ち着いたピンクのメタルフレームにしたら、Yの小顔とよく合って理知的な雰囲気が増した。眼鏡も悪くないよ。本屋でA子たちと合流して、細々と買い物。帰って夕食はA子作のクリームシチュー。珍しく彼女もワインを1杯。だいぶ花粉も弱まったようで、アルコールを入れても鼻が詰まらなくなったのがありがたい。