朝が辛い。これから花粉の症状が悪化してゆくにつれ、ますます起きるのが苦痛になっていくのだろうか。とりあえず今はまだ鼻詰まりで目覚めてしまうということはないが…。今日は祈の誕生日、A子は昨夜遅くまでリビングの飾り付けをしていた。壁の年齢表示が大きく「5」に付け替えられ、天井には輪飾りが下がっている。相変わらずイベント事には力を入れるね。朝食は昨日の鍋汁で雑炊を作り、「6時には起こして」のメモに従って起こすと、何と祈も一緒に起きてきた。どれだけ子の日を楽しみにしているんだか。ハレに強いA子の血を受け継いでいるなあと実感。Y・Wも起きてきて祈に「おめでとう!」と呼びかけるも、照れてまともに返答しないのが奴らしい。

授業もないのでジャージで登校、教室の掃除・片付けや調査書の最終版作製など。考えつく「今やっておけること」をできるだけこなして、明日の午後と月曜に年休が取れるようにしておく。忙しくても不満が溜まりすぐ愚痴になってしまうくせに、やることがなくても居心地が悪く憂鬱だ。一時は「来年は久々に副担でもいいかなあ」とも思ったが、それではとても手持無沙汰感に堪えられないだろう。定時に下校、Yの英会話を迎えて帰宅。車中聞きながしていたNHKスペシャルの「子供の貧困」についていろいろ考えさせられる。

A子が大車輪で今日の誕生パーティーの準備をしている。一日暇そうに過ごしていた俺は何だか済まない気持ち。グラタン、サンドイッチ、コーンスープなど祈のリクエストしたメニューが並ぶ。俺はワイン半分。ハイテンションではしゃぎ続ける祈、朝から昼寝もしていないということで電池切れが心配だ。「乾杯の後、いのにいろいろ質問してね」とインタビューを受ける気満々。仰せに従って「一番好きな男の子は誰ですか」と聞くと、ひとしきり考えた後「じゃあ3番は…Sさん(俺の弟)、2番は…パパ!(えー1番じゃないのの声に嬉しそうに笑う)、1番は…K君!」と、同じ通園班でケンカばかりしている同級生を挙げる。K君が聞いたら喜ぶ…かな?

だんだん眠そうになってきた祈に「ケーキは明日にする?」と聞くと「絶対今日がいい」と言い張るので、テーブル上を片付けてケーキ作りを皆で行う。ヨーグルトとカットフルーツをスポンジ台に盛りつけていく。できた頃には21時を廻っていたが、何とか祈も元気。姉達から折り紙や手紙のプレゼントをもらうと、いつもいい加減な対応の奴もじっくりと目を通している。その後俺から…ジャーン!「妖怪ウォッチ」の零式だ。でも嬉しそうに受け取るものの、予想していた飛び跳ね回ることなくじっと見つめている。ははあ、朝も超早起きだったし、もはや限界が近いな。

先に風呂を済ませておいて良かった。ケーキを食べ、ベネッセの「お誕生日ブック」をA子からもらってじっくり見た後は歯磨きを済ませ、大人しく寝室へ入っていった。きっとすぐに寝入ったことだろう。あれほど欲しがっていた妖怪ウォッチも、まだケースから出してもいない。明日からしばらくは「おおっと、召喚の構え」の電子声が響き続けることになるだろう。A子が準備した誕生日ブックを見ると、生まれたての時からこれまでのセレクトした写真が貼り付けてあり、感慨深い。「よくここまで育った」と振り返るにはまだ早すぎるけどね。