一昨日だったかの食事準備の最中、祈を食卓椅子に座らせていたら「…いす大事件…ねーママ♪」と楽しそうにA子に目くばせするかのように伝える。何のことだと問うと、「ほら~、ひっくりかえしちゃったでしょ」と笑いながら答える。俺が激怒して椅子をひっくり返して寝室に籠ってしまった時のことを言っているのだ。こんな風に笑い飛ばせるなんてタフな奴だね。ますます俺のとった態度が滑稽な様相を帯びてくる。今朝も日射しはあるものの黒い雲も広がっていて、いつ天候が急変するか分からない空模様。洗濯物は一応ベランダに干しておくが、避難の必要があるかも。ラジオ体操は普通どおりにできた。

今日からしばらく義姉の来ている実家泊まりになるらしい。俺もちょくちょく顔を出さねば。部活に行って午前の練習をずっと見ているうち、女子の半数以上がサイクルオーバーや疲労で安易に本数を飛ばして休んでしまっている現状に次第に腹が立ってくる。元凶は1~2名の「体調が悪いので」と申し出てマイペース練習をしている奴らなのだが、その雰囲気が女子全体に蔓延してしまっているようだ。もちろん頑張ってメニュー通り取り組んでいる奴もいるのだが。呑気に(補習のため)遅れて現れた2年男子に「挨拶がない!」と八つ当たりの雷を落とす。

練習合間の昼休みは、AO受験の面接練習希望や三者面談などで忙しく、ろくに飯を食っている暇もない。午後の練習に向かうと補習組も加わって人数が増えた分活気も出て、午前練終了時の説教も効いたのか、皆懸命にメニュー内容をこなしていく。尤もマイペース2名のうち1名は通院で早退、もう1名は上がってマネ業務になってしまったので、悪い雰囲気の発生源がなくなったからかも。こうしてみると全体練習をマイペースで参加されるより、来ない方がずっとましだと思う。しかし昨今の部活状況では、「来るな」とか「辞めろ」とかいう指導はできないのだろうなあ。「顧問のやりやすいように指導する、半ばボランティアなんだから当然だ」なんていう理屈はとっくに通らない時代になっている。

練習を終えると17時過ぎ。終わってみると1万を超すメニューを皆よく頑張ったと称えてやりたい気持ちになる。部員たちも現金なもので、練習を終えると途端に明るく饒舌になって、ランキング表を見ながらあれこれ言いあっている。いろいろ不満はあるが、これだけきちんと練習させられているのはこれまでの指導歴の中でも最上の部類だろう。帰宅すると母子はF市実家に行ってしまっていて一人。落ち着くけれど、子供たちと一緒に「らららクラシック」や「ドクターG」などの教養バラエティをわいわい言い合いながら見たかったなという気持ちもある。夕食は冷凍パスタと買い置きのハムカツ、柿の種、ワイン。