A子が「子供たちはあまり欲しがらないから、味噌汁は作らなくてもいいよ」と言うのだが、俺が欲しいし結局ご飯のおかずで一番楽に作れるものなので、大量に残されることを承知で作る。もらい物の味噌もせっせと消費しないと溜まる一方だ。今朝は大根と舞茸・油揚げの味噌汁。A子としては、転勤以来朝が厳しくなっている俺への配慮でもあるのだろう。しかし俺も、殆ど家事をこなせなくなっている自分に後ろめたさがある。通勤時間がこれまでに比べ往復1時間30分増えるというのは、思っていた以上に負担が大きく未だになじめない。

土日の疲れ+昨日のプール掃除で体が重い。授業になると自然と熱が入ってそれなりのテンションを保てるが、職員室に戻ると茫然として時間が過ぎていき、やろうと思っていた諸々のことがこなせない。何とかH湾大会の保護者向け結果報告を作り、練習後に手渡す。部費を集めている手前、きちんと活動状況を知らせる義務がある。練習終わりに何とか間に合い、ダッシュの様子を見ることができた。文化祭準備の期間だが殆どの者が部活を優先させて頑張っている。6,000超のメニューでも皆ほぼ完泳したようだ。やる気が嬉しいね。

職員室に戻り、クラスの準備が終わるまでデスクワーク。今度は奨学金希望生徒の推薦文書き。長いこと教員をやっていると、こういう文章はさほど苦にならない。生徒が帰途についたのを見計らって俺も帰宅。今日も20時過ぎ。やっぱりまだピアノ練習をしている。それでもA子が夕食準備をしてくれ、レトルトのミートスパをいただく。粉チーズを切らしていたのでプロセスチーズをおろす。これだけ専門店みたいだ。夕食を終え、母子がデザートのフルーツポンチを食べている間が俺のテレビタイム。何とか「松寿丸の命」の回を見終えることができた。柴田恭平の悔し涙・嬉し涙の演技に圧倒される。

祈が幼稚園から帰ってきた時に、特に機嫌が悪いわけでもないのに玄関の牛乳入れを蹴り、A子がすぐに注意しないで様子を見ていたら、その表情を窺いながら立て続けに5回も蹴ったんだと。単にわがままなだけでなく、こちらの許容量を試すような計算高さを見せるようになった。しかしそれも、「もっと愛されたい」という欲求の表れなんだろう。たしなめつつも許容してやらねばなるまい。どうにも暴力的な面が出てきているのには閉口するが…それも俺の遺伝か。