卒業式の代休だが子供たちは普通に登校・登園なので、朝はのんびりしていられない。小松菜と豆腐の味噌汁、昨日のフライ類の残りで朝食。洗濯物は週末に子供の通学用の分が減るが、その分俺たち親の着溜めたものがどかっと加わるため、数はともかく量的には平日を上回る。幸い今日は晴れそうなので、洗濯気を二度廻して久々にシーツ類も洗う。花粉が気にならないわけではないが、日中自由になれるこのチャンスを逃す手はない。
祈は今朝もぐずってA子の朝準備を邪魔するのでつい叱ったら、一緒に集合場所へ行きたくないと駄々をこねられる。「じゃあ行かねえよ」と悪態をつきたいところだが、困るのはA子なのでなだめすかしつつ手を取り、園の集合場所へ。祈の奴ずっと下を向いて黙ったっきり、お陰で遅刻ギリギリだったのに出発時間に余裕で間に合った。しかし俺も我が子にさえこんなに嫌われるのでは、職場で慕われる教員になろうたって難しいよね。
久しぶりにA子と二人の時間が取れる。しかし彼女は自分の発表会のプログラム作りや確定申告などで忙しそうだ。俺は録画を見て過ごし、手の空いたところで二人で食事に出かける。本当はドライブも兼ねて遠方の思い出深い地にも行きたいところだが、お迎えの時間もあるので我慢。ア○タ内にあるカレー屋にする。さすがに平日は空いていて、昨日の激混みが嘘のよう。食後二手に分かれ、彼女は仕事で使う楽譜類を、俺はスーパーで食品類を買って戻る。普通の夫婦と逆だね。
家に戻って洗濯物を取り込み、もう子供たちを迎えに行く時間だ。まず園へ行き祈の手を取って帰宅。今度もA子に聞いていた「ぐずぐずして歩かない」状態とは全然違い、さっさと足を進める。行きよりは機嫌がよく、雛祭りの唄を歌いながら、落ちている花弁を拾いながらだが、それでも30分かからずに家に到着。A子を驚かせていた。今度は上二人を迎えに、通学班の子たちと別れる分岐点まで。別に迎えなくても二人で帰って来れるのだが、たまの機会だから喜ばせてやろう。しかし花粉対策で帽子・マスクをした姿で橋下の土手にたたずんでいる姿は、下校小学生に何か企んでいる不審者と思われたかもしれない。
多くの子供たちが警戒して足早に通り過ぎていく中、背後から「こんにちはー!」と元気な声。振り向くと「あっパパだ。なーんだ」と笑うY、Wの姿があった。常日頃A子から「怪しい大人にはこちらから挨拶をする方が相手はひるむよ」なんて言われているのを実践したのだろうか。何にしても堂々と元気よく挨拶できるのは大したものだ。祈と全く同じ場所で花弁を拾い集めようとするのは姉妹ならではか。咲いたばかりの山桜の白い花びらが、アスファルト一面に敷き詰められている。
先に風呂を済ませ、夕食は散らし寿司を作って雛祭りのお祝い。刺身を豪勢に乗せた割には子供たち喜ばず、昨日祈と買っておいたチョコの詰め合わせの方に関心が行ってしまっている。「今日は楽しい雛祭り」の歌詞の部分を、祈と帰る途中に俺が「ひないのり~」と歌ったのをその時は「違うよ」と否定していたくせに、今では奴め得意そうに自分から歌っている。俺は日本酒を一本つける。残った刺身は焼いて明日の弁当の具にしよう。
祈は今朝もぐずってA子の朝準備を邪魔するのでつい叱ったら、一緒に集合場所へ行きたくないと駄々をこねられる。「じゃあ行かねえよ」と悪態をつきたいところだが、困るのはA子なのでなだめすかしつつ手を取り、園の集合場所へ。祈の奴ずっと下を向いて黙ったっきり、お陰で遅刻ギリギリだったのに出発時間に余裕で間に合った。しかし俺も我が子にさえこんなに嫌われるのでは、職場で慕われる教員になろうたって難しいよね。
久しぶりにA子と二人の時間が取れる。しかし彼女は自分の発表会のプログラム作りや確定申告などで忙しそうだ。俺は録画を見て過ごし、手の空いたところで二人で食事に出かける。本当はドライブも兼ねて遠方の思い出深い地にも行きたいところだが、お迎えの時間もあるので我慢。ア○タ内にあるカレー屋にする。さすがに平日は空いていて、昨日の激混みが嘘のよう。食後二手に分かれ、彼女は仕事で使う楽譜類を、俺はスーパーで食品類を買って戻る。普通の夫婦と逆だね。
家に戻って洗濯物を取り込み、もう子供たちを迎えに行く時間だ。まず園へ行き祈の手を取って帰宅。今度もA子に聞いていた「ぐずぐずして歩かない」状態とは全然違い、さっさと足を進める。行きよりは機嫌がよく、雛祭りの唄を歌いながら、落ちている花弁を拾いながらだが、それでも30分かからずに家に到着。A子を驚かせていた。今度は上二人を迎えに、通学班の子たちと別れる分岐点まで。別に迎えなくても二人で帰って来れるのだが、たまの機会だから喜ばせてやろう。しかし花粉対策で帽子・マスクをした姿で橋下の土手にたたずんでいる姿は、下校小学生に何か企んでいる不審者と思われたかもしれない。
多くの子供たちが警戒して足早に通り過ぎていく中、背後から「こんにちはー!」と元気な声。振り向くと「あっパパだ。なーんだ」と笑うY、Wの姿があった。常日頃A子から「怪しい大人にはこちらから挨拶をする方が相手はひるむよ」なんて言われているのを実践したのだろうか。何にしても堂々と元気よく挨拶できるのは大したものだ。祈と全く同じ場所で花弁を拾い集めようとするのは姉妹ならではか。咲いたばかりの山桜の白い花びらが、アスファルト一面に敷き詰められている。
先に風呂を済ませ、夕食は散らし寿司を作って雛祭りのお祝い。刺身を豪勢に乗せた割には子供たち喜ばず、昨日祈と買っておいたチョコの詰め合わせの方に関心が行ってしまっている。「今日は楽しい雛祭り」の歌詞の部分を、祈と帰る途中に俺が「ひないのり~」と歌ったのをその時は「違うよ」と否定していたくせに、今では奴め得意そうに自分から歌っている。俺は日本酒を一本つける。残った刺身は焼いて明日の弁当の具にしよう。