起きてきたYが食卓につく時に「あ~あ、今日が金曜だったらいいのに」と呟く。「?今日は金曜だよ」と答えると、「違うよ、15日の金曜だったらいいのにって言ってるんだよ。そしたら明日キャッツが見れるじゃん」だって。それほど良かったのか。横で聞いていたA子がニンマリ、来水曜にチケットを取ってあり、学校を早退させて行くサプライズを用意してあるのだ。前回怖がって泣いていた祈は俺と留守番の予定、これに限ってはごねたりしないだろう。朝食は豆腐とホウレン草の味噌汁、目玉焼きとソーセージ、付け合わせの千切りキャベツは不人気。

帰りのSHRを副担のU山先生に頼み、14時前に学校を抜け出る。やっと1週間が終わった(フライングだけど)と解放感。久々にむ○み家で味噌ラーメンセット+餃子の昼食。旨いが食べ過ぎだろう。小学校でYたちの放課を待っている間に祈を連れたA子も到着。それぞれの担任に水曜の早退を断っておく(しかしY達には内緒にしておいてもらう)ためだが、祈が大変なご機嫌ななめで泣き続けている。「私が職員室に行ってくる間、祈を見ていて。Y達が来たら荷物を積んでおいて」と車の鍵を渡されたが、A子が離れようとすると輪をかけて泣き叫ぶので、結局その場にとどまって二人でY・Wを待つ。

放課となってやって来た上二人を俺の車に乗せ、A子と抱っこされて泣き止んだ祈の見送りを受けて小学校の駐車場を出発。M乃先生宅へ向かう。しかし虫が知らせたのか、市外へ出る橋に向かう途中で何となくポケットをまさぐり、A子の車の鍵があることに気付く。慌ててUターンし、駐車場で途方に暮れていたA子に渡して再度出発。時間ロスは30分、A子からM乃先生に遅刻を連絡してもらう。後で聞いたら「(鍵を持っていることを)気付いてくれてよかった。とても私から戻ってきてとは頼めなかったから、祈を抱っこして延々家まで(と言っても2km程度だが)歩かなければならないところだった」と感謝された。

それでも移動がスムーズにいき、10分ほどの遅刻で済んだ。先にW、後からYのレッスンをしている間に、それぞれ近所のピ○ゴ2階フードコートで「チャレンジ」の課題をさせる。公園で一緒に遊んだり、絵本を読んでやったりしなくても、自分で時間を過ごせるようになった分、俺もテーブル対面で読書やうたた寝で過ごすことができる。レッスンを終えて帰り、夕食はA子が頑張って手作りピザだと。考えてみれば出来合いのピザを買っても結局上にいろいろ乗せるのだし、粉で買って自分で生地を作ってもほぼ味は一緒になり何より経済的だ。上々の出来で、ワインが進んだ。祈は泣き疲れて18時前に寝てしまったらしい。