ホテルの一室で目覚める。しかし9時の勉強開始までとりたててやることもなく、ベッドに寝転んでテレビを見て過ごす。今頃家ではA子がラジオ体操やら洗濯物干しやらで大わらわだろうなあ…と思うと、こんな時間の過ごし方がとんでもなく贅沢に思える。初めて「あまちゃん」を生で視聴、次の番組の冒頭でキャスター同士がその回のネタについて語り合っているのを知り、これまで見逃してきたことを惜しく思う。それにしても今回の太巻のセリフ「薄汚れたシンデレラ」はディープなネタだなあ。きっと全国で何人もが検索をかけたことだろう。

9時前に会議室へ行き、出席を確認して諸注意を伝え、ルームキーを回収してフロントに預け、部活へ向かう。これも今までは「必ず部活開始前に余裕を持ってプールに行き、メニューを渡さなければ」という強い思い込みがあったが、今回勉強合宿の指導でやむなく前日にノートへメニューを指示しておき、それを部員がホワイトボードへ書きうつすという、平日放課後の方式にしたところ、朝慌てて向かう必要もなくなり気分的にも楽になった。もちろん部員たちが見て分かるメニューにしなければならないので制約があり、いつもという訳にはいかないが、「必ず冒頭から俺が監督し、挨拶させて始めなければ」という堅苦しい思い込みから解放された気分だ。

練習は半分ほど過ぎたところだが、途中省略したりダラダラ取り組んでいたりする様子もなく、極めて真面目に泳いでいて頼もしい。ただ肩やひじの故障者が何人か出てきて、上で廻していたり別メニューで泳いでいたりする。来週から1日練習の予定だが、何人完泳できることか甚だ心もとない。いつもの通りプールの後で面談、ジャムパンと牛乳の粗末な昼食(朝がホテルのバイキングだったから丁度いい)、補習、面談。主任が今晩の泊まり指導を替わってくれたので、直帰して夕食準備。明日のコンクール応援を込めて、一口カツと海老フライを作る。

ホテルに泊まった方が楽なのは分かり切っている。主任も街に飲みに行ってそのまま歩いて部屋に戻り眠れることをラッキーな程度に考えているので、それほど恩義に感じることもないのかもしれない。しかしA子が明日のコンクールに向けて時間をやりくりし指導を重ねてきたことを考えると、「仕事だから」と言って一人のうのうと家を離れるわけにはいかない。夕食はカツがやや硬いようだったが、皆美味しく食べてくれ満足。デザートにアイス+缶ミカン・パインを振る舞う。明日は元気一杯に演奏してくれ!