夜中にどこかから音楽が流れてきて、すっかり目覚めてしまう。「体は疲れているのに…」とぼやきながらベランダに出ると、途端に止んだ。ご近所で、寝つかれないどなたかが車の中などで音楽を聞いて過ごしていたのかも。しかし1時半だよ、もう少し音が漏れない工夫をしてもらいたい。寝つかれないままネットを眺めて過ごし、3時近くなって二度寝、5時半起床はきつく感じて当然か。昨日の残りご飯にジャガイモ・キャベツのカレー炒めを加えて朝食、母子が起き出してきた頃出勤。

今日は模試の監督を務める。テスト採点ができて丁度いい。それにしても凄まじいほどの湿気、不快指数はMaxだ。エアコンを入れて模試を受けさせるが、寒暖の感じ方が人により違うので温度設定に気を遣う。それにしてもクラスの模試を申し込んだ40人全員が休日にきちんと揃って出席している。進路意識の高さをひしひしと感じて、担任としてはプレッシャーだ。通常の登校日に欠席遅刻を繰り返しているMHも、模試となると話は別らしい。試験を受けさせつつ期末テストの採点、ノートチェック。休日でも職員室にはいろんな先生がやって来るものだ。

テスト監督を終え、途中ラーメン屋で昼食(ここでも野菜ラーメンにする)を摂って帰宅。母子はやっぱりピアノ練習中。午前中にA子の伴奏関係で子ども連れで実家往復したようなのだが、祈がぐずって困らせたと疲れ果てた表情でA子に訴えられる。はいはい、その祈を連れ出してブロックや絵本読みなど相手。あまりに祈の我がままぶりがひどいので、最近はYもWも進んで相手してくれなくなった。それにしても眠い。ついベッドに横たわってウトウトしてしまう。祈の相手はどうやらばあばが引き受けてくれた様子。感謝します。

夕食は皆それほど腹が減っていないからと、A子が手早くスクランブルエッグを作り、実家から持ってきたカレーと合わせてパンにつけて食べる。祈はすっかり熱も引いたはずなのに、奇声を発しあれいらないこれいらないと皿を押しのけて、そのくせ人が食べているパンに手を伸ばす。どうしたら静かに食事できる段階に至るのか。夕方、いつも野菜をくれるKさんのおばあちゃんが笹竹を届けてくれ、部屋の中にミニ七夕飾りを立てたのだが、とてもそんな風流を楽しむ雰囲気になれない。俺の注意する声も尖りがち、俺たちの飲んでいた黒酢の炭酸割りをWが手を出して、酢と聞いて邪険に払いのけたのを見て、「誰が飲んでくれと頼んだんだ、失礼なことをするな」と怒ってしまう。

蒸し暑いこともイライラの原因なのかな。食後、A子の提案で寝室を暗くし、エアコンを効かせ、俺とA子がお化けになって子供達を脅かそうと「おばけ屋敷」ごっこをする。ちゃんと招待状も書いて、リコーダーでそれらしい音色も響かせ、彼女の楽しませようというポジティブな姿勢には本当に頭が下がる。恐る恐る入って来たYは、すぐに俺達を見つけて嬉しそうに「やっつけてやる」と飛びかかって来る。Wと祈は、Yが引き連れてくれなかったら、怖がって部屋の中に入ることもできなかったろうな。