どうにも眠い。朝は週末にA子が作って大量に残ったという鶏リゾットをいただく。A子はやたら失敗作だと恐縮していたが、充分旨い。捨てるなんてとんでもない。祈が元気よく起きてきたはいいが、やけに咳き込む。時々えづいて戻しそうだ。何だか熱もあるようで、こりゃ風邪を引いたか。休ませるにしても、A子にしてみたら登下園の苦行から解放されて嬉しいのか、ずっとつきっきりで相手をしなければならずがっかりなのか。いずれにせよ早くよくなってくれ。幸い他の二人は元気に登校できた。

学校はまだ授業をしているものの、気分は完全に文化祭モード。俺も生徒に頼まれて子供用のビニールプールを持っていってやる。着々と準備は進んでいるようで、こちらは安心。しかしその分部活は集まりが悪い。クラス展の準備を優先させたいと考える時点で、大会を控え勝負に徹しようというか考えが希薄なのが分かる。でもいいや、来た奴らに練習の大切さを特に留める。風呂に入ったっきり部室の奥から出てこない1年数名に説教。上がるのはいいが、自分にできることをしろ!

もう一度職員室に戻り、クラス生徒が片付けをして帰途につくのを見守る。おかげで帰宅は19時半を廻ってしまう。急いで夕食準備。冷凍餃子を焼き、モヤシとエノキの炒め物を作る。この炒め物、何となく味付けに焼き肉のたれを使って大失敗、やけに生姜味の強い仕上がりになってしまった。しかし味の素の冷凍餃子は旨いね。子供たちにも好評で、2パックが瞬く間になくなった。最近はYに劣らずWも旺盛な食欲を見せている。

祈は見た目は元気一杯で、相変わらずちょっかいを出しては叱られている。しかし食欲はなく、何より微熱が続いて、やけにぐずり調子なのも体が辛いからだろう。歯磨きも、パジャマ着替えも「ママがいい」と言って俺の世話を全く受けつけない。一日こうやってママべったりだったのでは、A子もさぞ大変だったろう。