A子が張り切ってサンドイッチを作っている。台所を明け渡して、俺は残り物で朝食。弁当はジャコ。すっかり夜明けが早くなり、子供たちも声をかけるだけで自力で起きてこられるようになった。だいいち毛布にくるんで運ぼうにも、もう毛布を使っていない。着実に夏が近づいている。

テスト中日なので午後は採点。暑いから今日も半パン&昔のクラスTシャツに着替えて仕事していたら、定時間際になって来客。「進路課の先生へ」と言うので俺が向かおうとすると、U先生が「その格好で行くの?」と呆れた顔。まあ生徒の進路先の企業や学校ならまずいだろうが、受験情報会社だからよしとしてもらおう。たしかにUさんはじめ一部の先生方は頑なに背広姿を貫いていてご立派だが、そのくせ来客の対応に動いてくれるわけではない。

定時に帰宅。その前に買い物に立ち寄る。この格好に革靴でスーパーに入るのはさすがに抵抗あるが、着替え直すのも面倒だ。夕食はF市実家からもらった山菜を入れた炊き込みご飯、焼きサンマ、冷や奴。日本酒が進むメニューだ。最近は学校帰りにシャワーで済ませているYとW、俺が祈と風呂に入っている間に「あまちゃん」を見進めている。最近は俺より熱心だ。

今日見た回に、パパがサンタに変装してプレゼントを娘の枕もとに置き、別れの言葉を告げる場面があった。単に衣装を替えただけでなくメイクも入っていて、同一人物と直ちには分からない工夫がされてあったせいか、じっと見ていたYは「本物のサンタにあえて良かったね」と納得している。しかし世の中のサンタの正体に、危うく気付くところだった。