目覚まし前に目覚める。でも眠い、というか起きたくない。これで仕事がなく一日フリーだったら飛び起きるんだろうなあ…って中2病かよ。本当に仕事がなくなったらまた激しい自己嫌悪で鬱になるくせに。とにかく起きてゴミ出し、洗濯、朝食用意。やることがあって必要とされる存在であることが生きる意味なのだ、ろう。朝はA子のリクエストで雑煮。白菜がないのでキャベツで代用。他に大根・人参・新玉ねぎ・ソーセージとポトフみたいな内容。でもA子はかなり気に入った様子。

家を出て車内で「はなかっぱ」を見ているうちは何ともなかったのだが、いざ班に入って出発という段になって、Wが俺の手を握って離さず、ポロポロ涙を流し出す。よほど行きたくないんだなあ。そういえば幼稚園年少の時もこんなことがあったっけ。手を振りほどいて背中を押し、班の列に加えさせる。頑張れ、今の壁を乗り越えれば幼稚園の時のように学校大好きになるさ。WはYほど優等生タイプではないが、大らかで友達に好かれるから、集団生活になじめないストレスはないと思うのだが…。

月曜は忙しい。今日は特に昼休み前に防災班の編成もあり、授業4コマに加え総合の指導、放課後の面談、学校プールで掃除の続き(1年)と温水プールでの練習(2・3年)の双方を指導。練習が終わり、学校に戻って教官室に鍵をかけたのが19時半。練習はわりと良い雰囲気でできて、土曜のギクシャクした感じは払拭されたのが良かったが、家で待つA子はピアノレッスンと夕食準備、祈の相手でで大変だったろうな。急いで帰って夕食準備を手伝う。焼きサンマ、筍ご飯、茹でインゲン。

Wは朝あんなに泣いたのに、家で再会するとケロッとしたもの。学校へ着いてからはわりと平気に過ごせたらしい。じゃあなんであんなに泣いたの?と聞くと「パパと別れたくなかったんだもん」と嬉しいことを言う。こいつ巧まずしてこんなセリフを吐くとは、男を手玉に取る才があるのではと心配になる。祈が俺を嫌う分、WやYは俺に気を遣ってかやたら抱きついたりキスしてくれたりする。ありがとうありがとう、でも憐れまれる方が辛いのよ。じゃれてる暇があったらさっさと風呂に入って寝ろ。もう21時だぞ!