気付けばこの日記も丸8年だ。ただただ惰性でつけているだけに過ぎないが。朝食抜きで部活へ。連中は時間通りに集まって、俺が到着する頃には中に入って受付に挨拶を済ませている。率先して動くのはいいが、全体での体操はしなかったらしい。なかなか定着させられないものだ。今日もS先生が熱心にいろいろと話しかけてくる。この時期は人事異動のことが大きな関心事だ。練習はまあ普通に終えられて解散。形だけやらせているような不満足感が付きまとうが、と言って熱心に水泳指導に取り組む気力もない。結果として部員との他人行儀な距離感が縮まることなく続いている。

今日はA子とYが子供会のお別れ遠足でP遊園地に行っているので、俺は和子と祈を引き連れて同等程度には楽しませなければならないという使命を帯びている。親父に最寄りの駅まで送ってもらい、電車で終点の繁華街まで出、駅ビル中にある楽器博物館を見学。ちょっと高尚過ぎたかと思ったが、和子は熱心にいろんな音をヘッドホンで聞いて廻って興味があるようだ。それでも時期に飽いて「もう帰ろう」と言い始めたところに、体験コーナーを発見。やっぱり楽器は自分で触って音を出してみなくちゃ魅力は伝わらない。もっともっとこのコーナーが充実するといいのだが。

施設横のお洒落なカフェでホットサンドの軽食。その後、駅ホテル最上階の展望台に上り、市街を一望に見渡す。しかし春霞がかかって遠方ははっきりしないのが残念だ。これが花粉かと思うとゾッとする。電車で地元のM中央公園まで行き、車中で寝入ってしまった祈をベンチで見守りつつ和子を遊ばせる。そのうちに祈も起きて二人でいろんな遊具を楽しむ。祈は花粉症らしき症状が出ていた時もあったのだが、こうして見ているとまるで平気だ。俺はやや鼻がむず痒いものの、それほど苦しくはなく薬のおかげかな…と思っていたのだが、帰宅して顔を洗い始めたら目が痒くて洗顔が止まらなくなる。

目薬をさすと目が粘液で覆われたようにべたつき、洗うとすぐまた痒くなるの繰り返し。鼻も完全に詰まってしまい、熱も出てきたようだ。やれやれ、後になって本格的に発症してしまった。YとA子が帰宅して、先に風呂を皆で済ませ、花粉を洗い流す。ピアノ練習の間に何とか夕食を整える。豚骨ラーメンに、具は豚と卵の炒め物・茹でホウレン草。今日の本格豚骨ラーメンはあまり子供たちの味覚には合わなかったようだ。ただ祈はこの濃いスープが気に入って、汁だけいくらでも飲もうとする。この辺は俺に似たな。