朝はジャコと葱入り卵焼き、味噌汁の残り、納豆。すっかり暖かくなって、洗濯物を干すのが苦にならない。花粉が飛んでさえいなければ、だが…。卒園が間近に迫った和子も、最近はYと一緒に起きられるようになってきた。もうすぐ一緒に小学校へ通うようになるんだもんなあ。気付けばYも和子もすっかり手がかからなくなり、残るは祈タイフーンただ一人だ。しかし家事育児の大変さがちっとも減る気がしないのは、大きくなるのと並行してピアノをはじめとする習い事へのサポートが増えてくるからだろう。

学校は久々に生徒が普通登校して授業、と言ってもテスト返しだが。テスト内容の解説をした後でプリントを配り、「もう回収はしないけれど感想をノートに書いておいてごらん」と言ったのに、ほとんど誰もペンを取ろうとしない。さすがにプリントは皆読んでいたようだったが、評価に関係ないとなると途端にやる気をなくすのが何だか悔しい。内田樹の「消費者感覚の生徒」論を思いだす。

午後は延々要録の所見書き。今日はピアノ送迎をA子に任せて、仕事に専念させてもらうことになっているのだ。お陰で2/3は済ませることができた。しかし締め切りは来月曜だ。成績伝票も仕上げなければならないし、進路課の仕事もある。年度末の慌ただしさが当分続きそうで気が重い。18時半を廻って、そろそろ帰る準備をしようかという時にA子から電話、まだ時間がかかりそうなので買い物を済ませておいてほしいとのこと。

夕食は和子のリクエストで手巻き寿司だと。本当に子供のために手をかけるのを惜しまないA子だが、そのフォローは俺がやることになる。刺身を買い、酢飯を作るなど準備を整え、母子が帰着して夕食になったのが20時過ぎ。風呂に入れて布団に入らせた時には22時近くになっていた。明日が休みだから良いが、あまり夜更かしの習慣がついてしまうとせっかく早起きに慣れた和子がまた朝苦労することになりやしないかと心配。