数日前までマラソン大会を嫌がっていたYだが、ふっ切れたのか泣きごとを言わなくなった。ただしきりと「ビリになっちゃうかも」「パパは何位だと思う?」と予防線を張るようなことを言うので、順位は気にしている様子。担任の先生が「去年の順位を上げよう」とハッパをかけているらしいが、それをまともに受けてプレッシャーになっているところが真面目なYらしい。A子は「頑張って走ってきたら夕ご飯は好きなものにしてあげるよ」とハンバーグの準備をしている。とりあえず天候は良いようだ。

しかし寒い。道端の畑にはびっしり霜が降りている。ただ教室で暖房を入れると眠くなってしまうし、換気をしたがらなくなって健康に悪いので、できるだけエアコンのスイッチは持って行かない。今日もテスト返し半分、授業半分。放課後の買い物をメールで頼まれて、またも帰宅時に部員たちのランニング練習とかち合う。陸トレに付き合えなくて申し訳ない。

帰ると、2階キッチンはA子のハンバーグ作り格闘の跡がまざまざと残っていて、汚れた食器や道具の山。当人がピアノレッスンをしている間、黙々と洗い物を続ける。排水溝に詰まったゴミまで取って、すっきり元通りになるまで1時間弱はかかっただろうか。上がってきた彼女にキッチンを明け渡して、仕上げの焼きを任せる。Yのマラソン結果は去年と同じ39位だったようだ。順位はともかく頑張って完走したことが大事だと励ます。ハンバーグはネットのレシピを見て作ったようで、チーズが乗って本格的な仕上がり。ワインの残りと焼酎麦茶割をいただく。

食後にはまた皿やフライパンの洗い物が山と積まれ、A子は子供たちの風呂に付き合って階下に降りてしまう。これは俺の役目と言うことですね。洗い物は嫌いではないが、女性向けの作りのせいかシンクの位置が低いので、ずっと洗っていると腰が痛くなってしまうのが難点。ま、子供のことは寝かせつけまでほぼ丸ごと任せてしまっているので、これくらいは仕方ないか。