Yが再三「学校行きたくないな~」と訴えるようになっている。どうもマラソン大会がプレッシャーになっているらしいのと、そのために毎朝登校後皆でランニング練習をするのが嫌らしいのだ。去年も学年で後ろの方の順位だったのだが、担任から「今年は順位を上げるように」とハッパをかけられているのも重荷に感じているようだ。「気にすることはない」と言うのは簡単だが、自分の苦手とその不出来に向き合わねばならないのが学校生活の宿命だ。乗り越えてもらうしかない。

朝は納豆と焼きサバ、味噌汁の残り。昼は購買の焼きそばパンとお握り。夜はキャベツ・ピーマンと豚肉しょうが炒め、ホウレン草の掻きたま汁。酒も抜いて節制を心がけているが、なかなか体重が69kg台から動かない。とにかく運動らしい運動をしなくなって、代謝が落ちている。テストが明けたら部員と一緒にランニングぐらいしようかなあ…。俺もまたYと一緒で、今のところは運動に対して前向きになれない。2年はテスト最終日、明日から修学旅行だ。同行する教務課長が自称晴れ男で、「絶対に晴れる」と豪語している。そう言えばこの学校で俺の引率した修学旅行は二度とも雨にたたられたっけ。

家に帰ると、A子が頼まれていたピアノ演奏の録音とかで祈がピアノ室を締め出され、じいじばあばに我がままを言って困らせている。俺が引き取りに行くと、身をよじって抵抗して「イヤ~、ここにいたいの!」と懸命に主張する。構わず抱き上げて階上へ連れて行くと、声も枯れんばかりの大泣き。しばらく放っておいて、落ち着いた頃に「絵本でも読もうか?」と声をかけると、ぶり返して「イヤ~、あっち行って!」と泣いて嫌がられてしまう。ところが和子が「わーい、絵本読んで」とそこへ飛んで来たのを見ると途端に態度を変え、「いののを先に読んで!」と慌てて絵本を持ってくる。お陰で三人仲良く絵本を読んで過ごすことができた。和子に感謝。

最近は夕食に二合炊いてもYや和子が競ってお替りし、足りなくなることもしばしば。子供が小さいとはいえ計五人で食事しているのだから、せめて三合は必要か。ただ二人ともふりかけでご飯を食べているのであって、俺の用意するおかずが(美味しいとは言ってくれるが)旨くて箸が止まらない、といった様子ではない。特に汁物は毎回くどく促してやっと箸をつける程度。暖かい汁ものがあると食が進むというのは俺とA子の常識であって、子供たちには邪魔な存在でしかないようだ。