朝から急ぎの用事のない日は本当に嬉しい、とこれまで何度も書いてきているような気がする。毎日やらねばならない義務に追われ、やりたいこともできずにストレスを溜めている…と思ってきたが、さて時間があったとして俺が心底やりたいことって何だろう?この土日はテスト前で部活休みのため、同僚の何人かは「城跡めぐりツアー」を組んで出かけている。俺も前任校までだったらこういう催しには中心的に参加していたはずなのに、今や声すらかけてもらえなくなってしまった。それだけマイホームパパというレッテルが強固に貼られてしまっているのだろう。だんだん子供たち同士で遊んで過ごせるようになってきて、俺がやっていることと言えば「ネット眺め」「録り溜め番組視聴」「寝転んで読書」くらいで、どうかすると繰り返しパソ標準装備の「ハーツ」をやっている有様。休日やることがなくてパチンコに行くおっさんと基本変わりがないのでは。

ゆったり過ごせるとはいえ、しかし家事をこなさねばならないのは事実。洗濯物を干し、朝食準備。大根人参舞茸油揚げの味噌汁、じゃが芋玉葱コンソメ煮のオムレツ。オムレツはまあ好評だが、相変わらずふりかけでご飯を食べたがるのは三人とも同じ。洗い物をして、予約してあるインフルエンザの予防接種に向かう。子供たちをお袋に依頼して俺とA子だけで行って来ようとしたが、和子が「目が痛い」と言うのを心配して眼科に診てもらうことに、祈が出がけに大ぐずりでどうしても連れて行けと泣くので仕方なく。結局Yだけばあばと留守番させることになってしまった。

予防接種は空いている医院でスムーズにできたが、眼科は何故か後から来た人がどんどん呼ばれて診察室に入っていき、ずいぶん待たされる。A子が「エステの予約が入っているから」と祈を連れて先に帰り、俺は和子を抱えて二人で待合でうたた寝。やっと呼ばれて診察を受けると、目の中に小さなゴミが入っていたんだと。連れてきてよかった。帰って昼飯は俺と戻ってきたA子はホウレン草と竹輪を乗せたそば、子供たちは甘いトーストをA子が作る。祈はママがいない時はいたって大人しいが、帰ってくると途端に我がままぐずりが発生する。先ほど連れ帰った時も車中ずっと「パパのところにいたい」とぐずり通しだったという。俺が引き取ると「ママがいい」と大泣きするくせに。

午後は買い物に連れ出そうと思ったが、上二人のピアノレッスンが長引き、結局ダラダラ過ごして時間を潰してしまう。「ハーツ」がそんなに面白いとも思わないが、何故か時間が空くとやり始めてしまうのは中毒症状のようだ。このパソコンに変えて5年くらいか、もう1500回以上対戦していて勝率53%の壁をなかなか超えられない。って我ながらバカだね~。夕食は冷凍庫にあった鶏団子とミニロールキャベツを使って鍋。白菜・椎茸・豆腐を足す。賞味期限を1ヵ月も越えて冷蔵庫に眠っていた「柔らか油揚げ」、母子は皆油揚げが好きでないので恐らくA子が俺の酒つまみに用意しておいてくれたのだろう。捨てるのも忍びないのでトースターで焼いて生姜醤油で食す。結構旨く食べられた。