朝は残りの味噌汁に卵を落とす。キャベツのおかか&マヨ炒め。納豆。Yは朝機嫌が悪い。「寒い~」と怒りながら着替えている。多くはA子に対して甘えて怒っているのであって、俺が注意するとすぐに黙るが、普段A子に対してピアノで自分が我慢しているから他のことで我がままをぶつけていいんだ、という理屈になっている感じ。今朝は和子も早く起きてきた。こちらはすっかりぐずらなくなり、起きることさえできれば機嫌よく過ごしている。ただ昨日、園の男の子が振り回した水筒が頭に当たったとかでコブを作ってきて、おでこに貼ったシップが痛々しい。どこにでも乱暴者はいるものだ。

テスト問題作成に入るが、遅々として進まない。LHRは学年全体で健康講話、内容は性と妊娠・感染症などについて。一応静かに聞いていたが、うちの大部分の生徒にとってはまだリアルに感じられないことなのかもしれない。しかし肉体的には完全にその機能を果たせる段階に達しているわけで、学校という空間でモラルによって興味や欲望を遮蔽し、平素は「見えないふり、感じないふり」をしているわけだ。「欲望のままにふるまった後のツケ」について取り上げた今回の講義、多くの生徒にとって実は興味津々の内容だったのかも。

問題作成、一種類は何とかめどをつけて今日のところは終了。家に帰るとやっぱりピアノ練習が続いている。夕食はシチューが既にできており、彩りに南瓜を加えたいがレンジで加熱すると固くなるというので別に鍋にとって煮る。水では栄養素が抜けてしまうかもと思い塩を加えて煮たら、やたらしょっぱくなってしまった。シチューと三種類のバゲット(普通、明太子、ガーリック)で夕食。

和子は園でまたも例の男の子に「お尻の穴に指をさされた」と怒っている。もちろん服の上からだが、どうも意図的にちょっかいを出されているようだ。可愛い子にわざと困らせる振る舞いをする気持ちは分かるが、俺の中では既に「微笑ましい戯れ」の段階をすっかり通り越している。和子の肩を掴んで真剣に「とにかく嫌なことをされたら本気で嫌がれ、笑ったりやり返したりしたら相手は図に乗るぞ」と伝えるが、さて徹底できるかどうか。