A子が弁当作成のために5時過ぎに起き出して、「携帯がバイブしだして、この夜中に何事かと思って見たら起床アラームだった。さっき寝たばっかだと思ったのに気付いたら朝だよ~」と嘆いていた。その気持ちはよく分かるが、そこまで深く濃密に眠れるというのも羨ましい。最近は寝つきこそ良いものの、膀胱の膨満感で夜中に一度は目覚めてしまい、その後はうっすらと意識があるまま朝を迎えることが多い。そのくせ午後には猛烈に眠くなる。何というか自分で認めたくはないが、体質が老人的になってきているのだろうか…。まだ40代なのに。

眠いとぐずるYを起こしに行ったら、和子が「おはよう!」と元気よく布団から抜け出してきた。珍しいこともあるもんだと思ったら、起きぬけの第一声が「今日すごろくできる?」だって。昨夜やりたいと言っていたのを「もう寝る時間だ。いつも朝起きれないで困らせているじゃないか。そんなに遊びたいんなら朝早く起きて見せてから言え」と言ったのに対し見事行動で答えて見せたのだ。天晴れ、俺の負けだ。今晩はしっかり付き合ってあげよう。朝は焼きジャケと納豆、味噌汁の具は白菜とベーコン・エノキ。なかなかの組み合わせと思うのだが、Yと和子は相変わらず形だけ口をつけるのみ。

午後の授業、特に2年普通クラスのA科目は関心の低い生徒の大集団。「眠い~」「早く終われ~」と、実際に口に出しているわけではないのだが、そんなオーラが漂っているように感じられやりにくい。俺の授業は寝させないという方針を受け入れて従っているだけに、生徒たちにつまらないと感じさせているのを余計に申し訳なく思ってしまう。そう古株のUさんにこぼすと「先生マゾですねえ」だって。無意識のうちに自分を責め立てて喜んでいるってこと?いや、案外当たっているのかも。

放課後ちょっとだけ部活に顔を出し、バランスボールの使い方等アドバイスして後は部員達に任せ帰宅。夕食はレトルトパックのドリアの素をご飯にかけオーブンで焼いたもの、ミネストローネ。チーズやクリーム系の濃厚な味は子供たちに好評。風呂後、和子が楽しみにしていた「しまじろう」付録の買い物すごろく。こういうカードやコマをたくさん使うゲームは、祈がすぐめちゃめちゃにしてしまうので穏便に進行させられない。だいぶ道理が分かってきたと言ってもまだ2歳児だ。避難・復旧を繰り返しつつゴールを目指す。