朝は焼きジャケ、里芋と白菜の味噌汁。祈が充分寝足りたという表情で元気に起きてきた。そりゃ昨夜は18時に寝てしまったのだから睡眠満タンといったところだろう。それだけ長時間寝てもお漏らししないところが頼もしい。すっかり排泄自立が確立したようだ。和子は何度も声をかけないと布団から離れられないが、玄関まで見送りに行きたがる熱意は一番。車が出て行くのを手を振って送った後で、「今度あっち行くからね」と念を押し、すぐに南庭まで移動して道路を進んで行くところを熱心に見送ってくれる。他の歩行者などもいてちょっと恥ずかしい。

学校ではLHRの時間に地域清掃。学校周辺を、ゴミ袋を持ってぶらぶら散歩といったところか。それでも皆まじめにたくさんゴミを拾う。この辺りは住民のモラルが高いのかほとんど放置ゴミは見られず、拾うのもだいぶ年季の入った錆びた缶やビニール切れ端など、そのまま放置しておいても風化して自然に戻りかけているものばかりだ。放課後、懸案の合格研究会(参加してからもう3週間も経ってしまった)の出席レポートを書きあげる。資料を見ながら頭の中を掘り起こすと、結構覚えているもんだ。

家に帰り、母子のレッスン中に今晩は焼きサンマ・冷や奴(子供たちは卵豆腐)・さつま芋ご飯の夕食準備。このラインナップではどうしても酒が飲みたくなり、1本つける。祈がお菓子の「ペッツ」ばかり欲しがり、気がつくと1本丸々食べてしまう。キャラクターのついたホルダーを取り上げてしまうと、「返してよう」などと言いながら詰め替え用の玉を直に口に入れ、あっという間に食べきってしまうから何だか中毒患者みたいだ。それでも夕食はよく食べ、茶碗を空にして見せる表情が得意そう。だからと言ってお菓子を褒美にあげはしないぞ。