いつもと変わらぬ時間に起きて、洗濯物だけ干して朝食はA子に任せ、いつもより30分早く家を出る。途中す○家で牛丼の朝食、地元温水プールへ。7:30には入場してすぐ泳ぎ始められるよう、遅くとも10分前には入場口前で準備運動をしていろといつも言っているのに、例のN部長は入場ギリギリにやって来るんだなあ。今日は補習や私用で4人が欠席、1人が途中退出なので、K高と2コースずつ分け合う練習でも充分インターバルメニューを廻せる。いつものオフ時の標準的な5,000程度の内容を泳がせることができたが、補習が終わって全員が参加するようになったら練習メニューを相当変えないといけない。

ダウンを各自でやらせ、一足先に抜け出して学校へ。今日は補習の代理監督を頼まれていて、2・3時間目の面倒を見なければならない。と言っても用意された過去問プリントや解説を配るだけだけどね。それでも12時半までは拘束され、午前中に行われている地域の運動会は顔を出せれない。A子に子供たちを参加させるよう頼んでおいたが、彼女も午後から合唱祭の伴奏本番なので途中から親父お袋に来てもらうことになっている。のんびりできるはずの休日でも、あれこれ用事が重なって気ぜわしい。

本当は床屋へ行きたかったのだが…。8月に短くして以来ずっと伸ばしっ放しの俺の髪を、生徒たちの一部は「○○の奴、増毛しているんじゃないの?」と噂していると、N尾氏が教えてくれた。100%自毛だっつーの!しかし子供の相手を引き継がねばならない。泣く泣く家に戻ると、子供たちは昼食(お袋のホットケーキ)を終え、親父と一緒にテレビを見ていてご機嫌そう。Yも和子もパン食い競争やスプーン競争に出て楽しんだらしい。親父達に感謝、とその時は心から思っていた。しかし後でA子に聞くと、引き継ぎの時間にやって来た親父お袋は、近所の方が桟敷席を勧めても頑なに拒んで、Yと和子の出番が終わったと聞くととにかく「もう帰ろう」と無理やりに連れ帰ってしまったんだと。二人とも最後の綱引きを応援したいと主張していたというのに…とA子は残念そう。よっぽど近所との付き合いが嫌なんだと、年とって偏屈の度合いを増す親父お袋に呆れるばかりだ。

A子が合唱祭の仕事から戻る間、三人の子供と過ごす。あいにく午後から雨が激しくなり、近所の店に刺身を買いに行くのがやっと。ブロックなどで遊ぶ和子と祈をよそに、録画しておいた「アイアンシェフ」を見る。大好きだった15年前の番組「料理の鉄人」の記憶が色々と蘇ってくる。タイトルに興味を覚えてたまたまチャンネルを合わせた第1回からたちまち夢中になり、勝敗表までつけて真剣に見ていたっけ。感慨深く画面を見つめていると、横でYも興味津々に視聴して、一方をひいきにして応援している。俺がいつになくテレビ番組に熱くなっているのを見て、感激を分かち合いたいと思ったらしい。愛おしいの奴よのお。とにかくこれから「アイアンシェフ」は必録画番組となった。楽しみが一つ増えたよ。

「それにしても脇谷友詞が中華の鉄人か…」と夕食時にまでこの話題を引っ張る俺にA子は、最初のうちは「よかったわねえ楽しめて」と付き合ってくれていたが、終いには辟易した様子。15年前の脇谷と陳のウニ対決も、よーく覚えているよ。生で食材が生きる食材では、フレンチの技法を多く取り入れた挑戦者の方が本格中華の鉄人より有利だよなあと思っていたら、やっぱり脇谷が勝ってちょっぴり陳さんに同情したっけ。時を経て息子との対決もやっぱり鉄人勝利。これはキャリアから言って当然だが、ぜひ再戦を期待したい。夕食は刺身と「すし太郎」混ぜご飯、日本酒を調子に乗って2本つけてしまった。