祈のオムツ離れはごく順調に進んでいるが、大をもよおすとA子には「オムツに履き替える」と訴えているようだ。これはYの時もあった傾向だと記憶しているが、何か大の時には不安感が高まるのだろうか。俺に申し出る時にはそういったことを言わないところを見ると、A子への甘えの一環とも見れるが。いずれにせよ、排泄自立は他の二人より格段に早い。言葉の発達も含め生意気に感じるほど達者な祈だが、上二人から受ける影響が強いのだろう。

いつも通り起きて朝の諸支度。母子がぐっすり寝ているとこちらものんびりできる。和子・A子、だいぶ遅れてY・祈の順に起き、8時過ぎに朝食。納豆、ソーセージのレタス・卵炒め、茄子の味噌汁残り。今日は午後からK氏父子が遊びに来ることになっており、台所仕事と並行してあちこち片付けを進める。昔からの友人のK氏なので、俺としてはそんなに気取って迎える必要もないと思うが、A子は真剣に掃除片付けに取り組んでいる。ま、たまに来客があるのも家の中が片付いていい。

いろいろ買い物に三人を連れて出かける。今度の英会話教室で使うハロウィンの仮装衣装を着たまま行きたいと言うのでそのまま連れていくと、当然だが行き会う人が口々に可愛い、可愛いと連呼してくれる。最近どうもそのような称賛を浴びたがってわざと注目を浴びる行動に出ることが多いようだ。まあ「恥ずかしい」としり込みしてしまう性格よりはいいか。ちなみにYがコウモリ的なカチューシャとマント、和子が魔法使いの三角帽とマント、祈がバンパイア的なカチューシャ(これがすぐ頭から外れてしまう)とマントだった。

昼は磯辺焼きとピーマン・マルシンハンバーグ(細切り)炒め。各部屋の掃除は続き、Y・和子もそれなりに手伝っている。二人ともT君・M君に再会できるのが楽しみでしかたないようだ。近所の公園アスレチックで遊んでから来ると聞いているので、午後しばらくしてからになるだろうと言っても「もう来る?いつ来るの?」とうるさいほど。やって来たのは3時近くなってから。さっそく例の仮装衣装で出迎える。張り切って家の中を案内するY、興奮して俺の持つジュースを乗せたお盆と激突してしまうほど。しばらく家の中で遊んだ後、上の森林施設を皆で散策。

18時近くなって帰っていくのを名残惜しそうに見送る。夕食は半調理品のクリームコロッケとイカフライを揚げる。大張りきりでお客さんを接待したYだが、一昨日からの熱が関係しているのか三食ともあまり食べないのが心配。今日は早く寝て明日からの学校に備えよう、と暗くしても和子や祈は元気いっぱい。仕方なく客間で絵本を読んでやる。祈は途中1時間ほどしか昼寝していないはずだが、今日一日あれだけはしゃぎ回ってよく体力が続くなと感心してしまう。