目覚ましが鳴る前に自然に目覚める。珍しくA子が俺の分までサンドイッチの弁当を作ってくれる。今朝も和子が一番早く自力で起きてきた。朝食は小松菜と豆腐の味噌汁、納豆、ジャコおろし。とにかく食事量は控えめにを心がけ、今朝も一杯だけ。子供たちの食べ残しは取っておいてもらい、晩に片付けることにする。残りものを捨てることは心理的に抵抗がある。以前読んだ岡田としおとかいう人のダイエット本に「ゴミ箱に捨てるのも自分の腹の中に捨てるのも同じだ」と書いてあったが、そんな心境には到底なれそうもない。

学校で、授業中居眠りしていた生徒を叱る。声を荒げて叱るのは本当に久しぶり、しかも担任クラス。自分の授業のつまらなさを棚に上げて生徒ばかりを責めるのはお門違いかもしれない。実際、授業に対する全体の空気がますますよそよそしくなってしまい、やり難さが増す。一方で楽しい授業にしようと口調や内容を工夫し、もう一方で厳しく態度を正そうとするのは矛盾しているのだろうか。せめて居丈高に怒らないように…とここしばらく気をつけていたのだが、こ奴は朝から態度が目にあまり、何度も警告を発した上のことだからやむを得ない。

その成果か午後のLHRは昨日のようなグダグダ感はなく、各自がかなり目的意識を持って取り組んでいた。内容は夏に行った職場見学の報告会。今回各班で行い代表者を決め、もう一度クラス全体で発表会をやる予定。丁寧なのはいいが、もう少し保育実習の方にも準備する時間が欲しい。放課後は3年受験生の面接指導。今は3人を受け持っているが、さらに増えそうな感じ。3年主任のOさんは暇そうな教員を物色して依頼している様子。このところ俺へ頻繁に頼みに来るということは、そのように見られているということか。

家に帰り、夕食準備をしようと思ったら既にハヤシライスの用意ができている。上二人のピアノ練習の間、祈の相手をしていてほしいと頼まれ、延々一緒にブロック遊び。正直、こんなことをするために仕事を早めに切り上げて帰ってきているんじゃないと言いたくなる。でも夕食準備なら価値の高い時間で子供と遊ぶのは低いのかと問われれば、それは違うだろう。家庭でも仕事でも、自分の好みでなく必要とされることを全うすることに、最大の意義を見出さねば。ハヤシライスはそれなりに旨かったがA子はしきりと「失敗作だ」と嘆いている。とろみが足りず薄味だったことを悔いているのだが、子供たちもよく食べたよ。