部活のない、しかも母子が外泊してくれている休日。宝物のような一日だ。のんびり起きて洗濯、冷やご飯と納豆・漬物の朝食。8時から地域の奉仕作業で草刈り、その後ついでに家の裏側のフェンス沿いも草を刈ってしまおうと塀によじ登って取り組む。2年ぶりくらいか、放置していた草は一部樹木化して、鎌では歯が立たなくなっている。大汗をかいて切り払い、すっきりとした。シャワーを浴びて、エアコンの利いた部屋でしばし読書。至福の時。

昼は買い置きの冷やし中華、キュウリと茹でソーセージ、冷やしトマトを乗せる。午後から部屋のあちこちを片付け。特に北側の子供寝室(のつもりでベッドを搬入したが、相変わらずママと一緒に寝る日々が続いている)は、ベッドを二つ搬入して以来たぶん床を掃除していないはず。これも大汗をかいて移動させ、掃除機をかける。途中A子から電話、出ると和子のビービー泣き声。何を話しかけても泣くばかり。やがてA子に替わり、「…もう大変で…まあいいわ」と切れてしまう。大変なのは分かったがどうしようもない。

夕刻、不機嫌なA子に連れられて三姉妹も戻る。これから和子友達の新築建前に行くのだと準備していたが、A子がそのママからのメールを読んで「一時間間違えた!もう終わっちゃったって」と。慌てて手紙を書いた和子を連れて新築の挨拶に出かけて行った。何というか慌ただしいねえ。置いて行かれた祈は玄関で大泣き、「一緒に散歩に行こう」「ジュースあげるよ」等々慰めの言葉も全然耳に入らないらしい。いつもは泣いていてもジュース・お菓子につられて泣き止むのに。仕方なく親父達に預けYと散歩。YはA子が疲れている様子なので花を摘んでプレゼントしたいと。泣かせるねえ。

夕食はA子が作るので子供たちの相手をお願いしたいと。珍しいこともあるものだ、よほどこの土日で振り回されたのだろう。祈は泣き疲れて寝てしまい、Yも和子も画用紙に描いた絵に水彩絵の具で色塗りをするという。そばで水替え等介助しながら、極力黙って見ていたが、やはりあれこれ口出ししてしまう。「背景から、薄い色から塗っていって、手前をより濃く、下が乾いてから上塗りするといいよ」等々、考えてみれば色が混じろうが背景が濃くなろうが、それが個性というものだろう。あまり常識で表現力を縛ってしまわない方がいい。二人を風呂に入れている途中に祈が目覚める。こりゃ今晩はなかなか寝ないだろうなあ…。