ついにピアノコンクールの日がやってきた。と言うのに俺は今日に限って寝坊、A子がとっくに起きて出かける準備を万端に整える中で、こそこそと起き出しゴミ捨て、Yと一緒にラジオ体操へ。昨日ジョギングを休んだことを気にしているYは今日どうしてもやるんだと言って、体操の広場へ行く前にいつもより短縮コースを一緒に走る。和子も祈もまだ寝ている。朝食はA子が「消化の良いものを」とリゾットを作る。着替えやら待ち時間の絵本やら山のように積み込むのを手伝い、俺は一足先に部活へ。今日は祈は留守番、さすがにコンクール会場で我がままを爆発させられない。しかし思ったほどぐずらずじじばばの元へ行ったようだ。Y・和子、頑張れよ!
昨日から一人腰痛で脱落したが、他は元気に顔を揃えて一日練習二日目。今日も午前はドリルメニュー6600、午後に負荷の高いスイムメニュー4300。かなりへばりながらも参加した10名それぞれ力泳を見せた。昼休みに抜け出して念願の床屋を済ませ、む○み家で味噌ラーメンと餃子の昼食。練習を終え、一旦家に帰りシャワーを浴びて着替え、頑張った二人と合流するためF市実家に向かう。祈は朝から昼過ぎまで親父お袋の世話になり、公園等へも連れて行ってもらえたようだが、二人の出番を終えたA子が審査発表の待ち時間に迎えに来たらしい。
俺もF市実家に行き、祈の相手をしているとA子から電話。出ると和子が「金賞だったよ」と。え、今回は参加するだけで精一杯だと思っていた和子が、まさかの金賞!? Yは去年に続いて惜しくも銀賞だったとのこと。和子の参加したA部門は15人、YのB部門は46人の参加だから倍率からして大きく違うのだが、それにしても技術も舞台度胸も何もかも上のYが銀で、叱られっ放しだったド無器用の和子が金賞とは…。芸術の世界はどこがどう評価されるか分からないものだ。帰って来たA子に聞くと、とにかく本番でもミスったり後ろを向いてしまったりして、とても入賞は見込めないと、ドレスも脱がせて表彰式に向かうところだったと言う。義母の勧めでドレスを着て行って本当に良かった(優勝者は撮影があるから)。
Yも和子も大いに褒め、お祝いに地元の和風レストランへ。和子は得意絶頂と言う感じで「和子は金だったの。金は一人だけなの。ねえねは銀でしょ、だからたくさんいたね」と、ただでさえ残念がっているYの神経を逆なでしまくり。その和子も、YがA部門で金賞を取った時のような特別賞までは届かず、撮影会では他の優勝者がトロフィーを抱えているのに自分だけは楯だと不満そうだったらしい。図々しいっての!レストランでは個室を用意してもらえ助かったが、お陰で室内で寝転がるわジュースをこぼすわ絶叫するわ、三人がそれぞれ大騒ぎで散々な目に遭った。
家に帰り、さっそく演奏のビデオを見てみると、確かに和子はキョロキョロと落ち着きがなく、はっきり後ろを振り向いてしまっている場面もあった。しかし音はそれほど乱れがなく、きっと審査員は下を向いて純粋に音だけで審査したのだろう。Yはビデオで見る限り完ぺきと言える演奏ぶりなのに、上には上がいるということか。それにしても、これでピアノ漬けの日々がひと段落したと安心できる一方、和子まで本格的にピアノ道にまい進していくのだろうなあと、今後が思いやられる気分。主役の二人は、ビデオを見ているうちに疲れて寝入ってしまい、祈だけがハイテンションでいつまでも起きている。もう22時だぞ!
昨日から一人腰痛で脱落したが、他は元気に顔を揃えて一日練習二日目。今日も午前はドリルメニュー6600、午後に負荷の高いスイムメニュー4300。かなりへばりながらも参加した10名それぞれ力泳を見せた。昼休みに抜け出して念願の床屋を済ませ、む○み家で味噌ラーメンと餃子の昼食。練習を終え、一旦家に帰りシャワーを浴びて着替え、頑張った二人と合流するためF市実家に向かう。祈は朝から昼過ぎまで親父お袋の世話になり、公園等へも連れて行ってもらえたようだが、二人の出番を終えたA子が審査発表の待ち時間に迎えに来たらしい。
俺もF市実家に行き、祈の相手をしているとA子から電話。出ると和子が「金賞だったよ」と。え、今回は参加するだけで精一杯だと思っていた和子が、まさかの金賞!? Yは去年に続いて惜しくも銀賞だったとのこと。和子の参加したA部門は15人、YのB部門は46人の参加だから倍率からして大きく違うのだが、それにしても技術も舞台度胸も何もかも上のYが銀で、叱られっ放しだったド無器用の和子が金賞とは…。芸術の世界はどこがどう評価されるか分からないものだ。帰って来たA子に聞くと、とにかく本番でもミスったり後ろを向いてしまったりして、とても入賞は見込めないと、ドレスも脱がせて表彰式に向かうところだったと言う。義母の勧めでドレスを着て行って本当に良かった(優勝者は撮影があるから)。
Yも和子も大いに褒め、お祝いに地元の和風レストランへ。和子は得意絶頂と言う感じで「和子は金だったの。金は一人だけなの。ねえねは銀でしょ、だからたくさんいたね」と、ただでさえ残念がっているYの神経を逆なでしまくり。その和子も、YがA部門で金賞を取った時のような特別賞までは届かず、撮影会では他の優勝者がトロフィーを抱えているのに自分だけは楯だと不満そうだったらしい。図々しいっての!レストランでは個室を用意してもらえ助かったが、お陰で室内で寝転がるわジュースをこぼすわ絶叫するわ、三人がそれぞれ大騒ぎで散々な目に遭った。
家に帰り、さっそく演奏のビデオを見てみると、確かに和子はキョロキョロと落ち着きがなく、はっきり後ろを振り向いてしまっている場面もあった。しかし音はそれほど乱れがなく、きっと審査員は下を向いて純粋に音だけで審査したのだろう。Yはビデオで見る限り完ぺきと言える演奏ぶりなのに、上には上がいるということか。それにしても、これでピアノ漬けの日々がひと段落したと安心できる一方、和子まで本格的にピアノ道にまい進していくのだろうなあと、今後が思いやられる気分。主役の二人は、ビデオを見ているうちに疲れて寝入ってしまい、祈だけがハイテンションでいつまでも起きている。もう22時だぞ!