蒸し暑~い。今日も雨が落ちて来ないのが不思議なくらいの暗く重い空。三連休の中日とあって母子はゆっくり寝ている、と思ったら和子だけ6時過ぎに起きてきた。相変わらず休みの日はアグレッシブだ。ご飯とみそ汁の残り、いろいろ残り物とF市実家からもらったキュウリ漬物で一人先に朝食を済ませる。部活に向かう頃になって他の子たちも起きてきた。今日はピアノ練習に専念させてもらうからねとA子のご宣託、だから祈の相手をしてちょうだいと続くのだが…。俺にはどうしても割に合わなく感じる。俺が仕事で家を出るのと、A子が娘達にピアノを教えるために家のことをやらないのと、同格ではないんじゃないの?だって後者は少なくとも全然俺の助けにはなってないじゃん…って、まあ本人には言えないが。

部活は連絡の合った二人の欠席は良いとして、2年男子のH樹が来ず。こいつが部室のカギを持っているから男子全員中に入れない。立腹して電話をかけると、以前よりバイトが入っていて休めないと申告してあったという。そう言えば報告を受けた気が。しかしそれならそれで鍵を他の部員に預けておけっての。練習自体は意欲的に取り組み、7千超のメニューをこなすことができた。正直言って、練習に取り組む姿勢だけはこれまでのどの部員よりも上かもしれない。人数が多いということは、それだけでモチベーションを上げることができるのだなあ。練習を見ながら足洗い場に溜まった雨水を抜くのに悪戦苦闘する。排水溝が詰まっていて、これはまた技能員Mさんの手を借りねば駄目だ。

練習を気分よく終えて帰ると、当然のように母子はピアノ中。台所も寝室も、子供部屋も乱雑を極めたままだ。黙々と片付け、洗濯物をたたみ、やっと一息入れられるとテレビをつけると、A子が祈を連れて上がってくる。…やっぱり不公平だよ。幸い祈はすぐに寝ついてくれ、音を気にしながらだが何とか録りだめた大河やBS歴史館を見ることができた。最近は見れないまま泣く泣くハードディスクから消去してしまっている番組も多い。CDに焼いた番組も数多いが、一体いつになったらそれらを見ることができるのか、自由な時間が訪れるのはまだはるか先に思える。

A子が和子のコンクール用衣装を物色したいというので、俺が子供たちを引き受けて別々に出かける。3人を引き連れて買い物を済ませ、廻りでギャーギャー喚かれる中で夕食準備(餃子・枝豆・買ってきた焼き鳥)をし、こぼしたり倒したりする中を世話しながら食事をさせる。A子は毎日これをやっているので、たまたま今日は俺が引き受けたからと言って不公平と言うのはおかしい、と分かってはいるのだが…。さっぱりした顔で買い物から帰って来たA子の前で、待ってましたとばかりにビールを空け、日本酒もつけてしまう。すっかりいい気持になり、それでも風呂の世話まで引き受け、一緒に寝ついたのは21時過ぎ。明日も休みだから当然また起き直そうと思っていたのだが、そのまま寝入ってしまう。