冷蔵庫に納豆も卵も切らしている。朝ご飯をどうしようかと思ったが、残りの酢豚と残りの味噌汁、卵を3つだけ階下の分から借りて子供たちだけ目玉焼き、で何とかしのぐ。朝は手早く用意できるメニューでなければならず、そうすると納豆と卵は常備が求められる。しかしA子は卵はともかく納豆はあまり好きではなく、切らしてもそのままだ。今朝は和子と祈なかなか起きてこず、バイバイタッチもせず出発。起きてから「やりたかった~」とぐずらねば良いが。

テストが始まった。問題さえできてしまえばこの期間は楽に過ごせる。採点がまた大変だが。2年部の主要メンバーで旅行の相談をしている。部活もなく絶好の職員親睦の機会だもんね。こんな時、かつて子どもが授かる前の俺なら、たとえ学年が違っても必ず話が廻ってきて、大抵の付き合いには応じたものだが…。テスト後、「必ず毎日顔を出せ」と厳命しておいた部活の2年男子二人が殊勝に御用聞きに来る。さすがにテスト当日の今日は用もないが、しばらくは徹底させて習慣化させねば。その後1年の部員たちも来て「ジャージの他にチームTシャツも作りたいと思うけど、背中に入れる言葉を先生に考えてもらおうと思って」と言われる。いろいろ金がかかることには熱心だね。一応考えておくと答える。

午後から年休をとって、A子の発案で七五三の写真前撮りに向かう。料金も安くなり衣装も選びやすいのだそうだ。今週はないが、いつものピアノレッスンのM先生宅すぐ近くの写真屋。俺が駆けつけると、祈も含め三人が髪をセットしてもらっていて、それだけでたいそう可愛らしい。三人の着物を着つけ、2階のスタジオで撮影会。普段着の俺たちも一応入って家族写真も撮ってもらう。ドレスに着替えて再度撮影。和子が集中力が長持ちせず、カメラマン(女性)から「ハイこっち向いてね」「にっこり笑ってね」「顔を起こしてね」等々指示されてその都度慌てて体制を直すのだが、「目をぱっちり開こう」と言われて一生懸命見開いた姿がおかしくて、スタジオ内で爆笑してしまった。

二台に分乗して帰り、夕食は久々に漬け丼。A子がハンペンのチーズはさみ焼を作ってくれるが、これはあまり子供たちの箸が伸びなかった。帰りの車中で寝入ってしまい、夕食前に起きた祈がワンワン泣き通しでこちらの気も滅入る。そう言えばこのように「泣きっ放しでどうやっても静かにならない」というお手上げ状態は久しぶりだ。それぞれ分別がつく程度には成長してくれている証かね。今回はママのおっぱいでもダメでついに食卓から離す。食事を終えたY・和子と一緒にお菓子を食べ始めたら何とかご機嫌になった。しかしその後俺たちが残り物を片付けた後になって「ご飯ちょうだい、お刺身ちょうだい」と言ってきて泣くのは嫌がらせに近いものがあるぞ。