公開授業のため土曜出勤。A子は幼稚園の廃品回収・実家でのレッスンがあるため、いつもとそう変わらぬ時間に起きて諸準備している。俺は家の分の古新聞だけ積んで回収所へ持っていき、そのまま出勤。朝食は下の冷やご飯をもらい、生卵と納豆・味噌汁の残りで済ませる。和子がまた7時前に起きてきた!休みの日には積極的に動ける奴。こいつは幼稚園に行くのが嫌で毎朝ぐずっているのだろうか?

公開授業、体育館の会場設営、途中抜け出して部活の指示、PTA総会の終わりを待ってクラス懇談会。今年は珍しく駐車場係の仕事が廻って来なかったので楽といえば楽。懇談会もG主任が学年資料を丁寧に作ってくれたので、クラス用には何も用意せず話中心で済んだ。資料ばっかりもらっても親としても読み切れないだろうしね。話した内容は、特進クラスの意義・今後の進路指導・成績評価の付け方・生徒指導の在り方・クラス生徒の様子。これらの内容が特に準備せずとも自然と口から出てくることに、我ながら感心。この学校へ来て早9年、ずいぶん慣れてきたものだ。

個別面談を2件済ませ、定時に帰宅。ちょうど母子もF市実家から帰ってきたところ。A子がそばの夕食準備、俺は祈の相手。途中買い物に寄った時、祈が駐車場で走り回ったり他の車にもたれかかったりして言うことを聞かず、大変だったらしい。ダメと言われることをあえてやるのが2歳児の特徴なのだろう。「ママの言うことを聞けない子はお外にいなさい」と締めだそうとすると、和子が真剣な表情で「ダメッ!祈ちゃんおうちに入るの」とかばい、寄り添うようにしてドアの中に入れてしまう。大切な妹なんだね。

いつも祈に遊びを邪魔されては「もう、ダメって言ってるのに」とぼやいたり、大声を上げて俺たちの助けを呼んだりしているわりには、和子は祈に対して常に優しく意地悪な態度を全くと言っていいほど取らない。Yは和子に対して「それがどうしたの?」「全然面白くないよ」など覚めて突き放した態度をとりがちなのだが、祈に対しては必要最低限の面倒を見るという態度。上から冷たくされがちな和子は、下に対して自分がそうされたい理想の関わりを演じているのだろうか。