A子と義姉一家は早朝から出発して一般道で隣県のR遊園地へ向かうらしい。GWど真ん中の行楽地強行軍とは、これまで俺が一番関わりたくないと願っていた部類だが、義姉夫婦にうちの子たちを見てもらって知らん顔して過ごし、夜の飲み会に顔を出せるはずもない。部活が終わり次第駆けつけることを約束する。朝食はすき家牛丼。練習は昨日と同じ13人。きっちり練習させたつもりだが、どこか気の急いたところがあったか、9時半には終わらせてしまう。いつもはもう10分ほどは粘るのに。

一刻も早く駆けつけてやらねばと思っているからだろうか。Gプールから直接向かう。初めて通る第二東名は超快適、三車線で見通しが良く、綺麗に整備された様はさながら未来の道路。ただSAは相当混んでいるようで、本線からのドライブウェーが数珠つなぎになっていた。高速を降りた後も快調に進んだが、目的地の2km手前から渋滞が始まり、遊園地へ右折する車線がびくともしなくなる。ここまで約1時間、遊園地に隣接する臨時駐車場まで辿り着くのにほぼ同じ時間がかかった。もう昼だというのに、まだ続々園内へと家族連れが入場していく。入る前から目まいがしてきそうだ。

携帯で連絡を取り合って、メリーゴーランドの前で合流。午前中はまだ20~30分程度の待ちで各種乗り物に乗れたようだが、今やどこも1時間前後は列に並ばねばならない。子供たちに付き合わねばとパスポートを買って入場したが、とても元を取れそうにない(しかし後で計算したら、急流下りを2回・廻るブランコ1回・玩具ランド1回と入場料で、ほぼトントンだった)。Yと義姉二男のSを連れて比較的列の短い急流下りコースターへ。濡れるからカッパを買えというのが癪に障り、「この気候だからすぐに乾くよ」とそのまま乗り込む。先月乗ったばかりなのでそれほどのスリルはない。

その後は身長制限で乗れるものの少ない和子に付き合い、廻るブランコやおもちゃの部屋へ。こういう幼児向けの設備も比較的待ち時間が少ないのがありがたい。と言っても20~30分待ちは当たり前で、ガラガラで乗り放題だった先月とは雲泥の差だ。途中ベンチでチーズナンとポテトの軽食で昼ご飯とする。こういうスナック類も当然だがいちいち高い。風が強く、中央池のカヌーなどのアトラクションは中止になってしまったようだ。延々並んでいた義姉旦那と長男のAが可哀そう。

夕方近くなり、もう一度(今度は1時間近く並んで)急流コースターにY・Sと乗った後は、アトラクション系はあきらめ、波打ち際や公園的遊具で遊ばせて過ごす。こういう無料の設備でもけっこう楽しく遊ぶ様を見ると、金がかかる上長々と並ばされるアトラクションが馬鹿馬鹿しく思える。子供らにしてみれば、仕方なくこちらで楽しんでいるのだろうが。帰りはA子を先導する形で高速に乗り、後ろを気にしながら平均80km/時のスピードでゆっくり進む。それでも初の高速運転だったA子にはかなり緊張するものだったようだ。俺が早く帰りたいからと無理をさせてしまった、ごめんね。

19時過ぎにF市実家に到着、皆での会食となる。今日はビールが旨い。一番苦手だと思っていたことを成し遂げた達成感が、特別の味わいに仕立てているのだろうか。繰り返すようだがGWど真ん中の晴天時に有名行楽地に突入してきただなんて、「自分で自分を褒めてやりたい」気分だ。すっかり酔っ払って、A子から何度も言われていた子供たちの風呂世話を忘れ、二階で寝入ってしまったところを叩き起こされて、再度風呂に向かった、ようだ。俺は酔っ払って何も覚えていないが、翌日A子から「却って手がかかった」とぼやかれたのだった…。