A子が4時起きで、昼の弁当&行きの電車内で食べる朝食作りに勤しんでいる。あー、スイッチ入っちゃった、という感じ。どうも天気は重たそうな曇り空、一応洗濯物は風呂場に干して、それでも降らないことを信じて雨具は持たず出発することに。6時半、まだ寝ている子供たちをゆり起こして、なかなか起きない和子は「お留守番だよ!」と言うと普段のぐずりが信じられないほどぱっちりと目を覚まし、進んで着替え始めた。祈は寝ているところをそのまま着替えさせ、出かける頃ようやっと覚醒したようだ。親父の運転で最寄り駅まで。

凄い、子供たちを引き連れて6時台の電車に乗ることができた。行き先は隣県の動植物恐竜園+遊園地という総合パーク。車内ガラガラで、子供たちがあちこちの座席に移動してお握りやお菓子を食べるのが気がかりだが、他のお客さんもほとんどいないしこのくらいの自由は大目に見るか。終点で乗り換えてひと駅、1km程度の道のりを歩いてパーク到着。まだ開園前だというのに既に入場口には長蛇の列ができている。さすがはGW、早く行かねばというA子の読みは正しかった。動物園コーナーでカバやサイを見せるも祈は眠そう。公園部で恐竜型の滑り台を見たときには「シューやる」と元気になった。

本日一番の目的、博物館内の恐竜映画は「フライング・モンスター」という翼竜特集。これをYが見たがっていたのがここへ来た理由。次第に園内は混雑の度を深め、座って見れないのではという懸念で20分前に場内に入ったが、さすがにまだガラガラで席を選び放題だった。その映画、ナショナルジオグラフィックの作成らしくリアルで素晴らしい映像だったが、Yの他は皆殆ど寝入ってしまい内容はよく分からない。場外の土産物売り場で、何故かカップに詰め放題380円で売っていたのが「きれいな石」。化石でも恐竜模型でもなくこれを欲しがったYと和子、しかも和子はカップに半分ほどで満足してしまう。店員にも「まだ入るけど…これでいいの?」と念を押されていた。欲がないねえ。

噴水広場で昼食。肉巻きアスパラとかサンドイッチ三種類とか手が込んでいて驚く。よっぽどA子は子供たちを楽しませたいと力を入れてきたんだねえ。それなのに俺はぐずる和子を叱ったり、スタンプラリーの前の人だかりに「別にやらなくても…」と消極的になったり、ハレの気持ちを後ろ向きにさせる言動を不用意にしてしまう。しかし食後に移動した遊園地ではいよいよ混雑が本格化し、俺のストレスも高まる。いくつか空いている乗り物に乗せた後、長蛇の列となっているゴーカートにYが乗りたいと言った時「まだ運転できないだろ?(小3から可)。乗るだけならあっちの(幼児向け)電動カーでいいじゃん」と諦めさせようとして、A子の猛反撃を喰らう。「あのくらいの列すぐ済むよ、さっきから何、そんなに帰りたいの?せっかく来たのに、なかなか来れるチャンスもないんだから、楽しませてあげなよ」…はい、その通りですね。

ゴーカートやシューティングゲームをやり、ソフトクリームを食べさせ、予定の電車を1本遅らせてやっと帰途につく。俺もなるべく協力的姿勢を見せたので、険悪な雰囲気はあの一瞬で済んだ。帰りの歩きでも、電車を待つ構内でも、Yも和子も元気いっぱいで走りっ放し。どこからあのエネルギーが出てくるのやら。車内でも何とか座れ、さすがにYと祈は寝入ってしまったが、和子は車中ずっと元気に起きていて、寝入ったYを見て何だか得意そう。親父が迎えに来てくれ、家に到着したのがだいたい17時。夕食は簡単に卵とじうどんとする。A子が「お疲れさま」と〆サバを出してくれたので、つい焼酎水割りを3杯飲んでしまった。掌の上で踊らされているなあ。