一日予定なしの日曜日、思いっきりダラダラしよう!と思っても、やっぱりいつもとそう変わらない時間に起床してしまう。洗濯をして朝食用意、冷やご飯に、昨日の寿司の付け合わせの甘生姜・叩き梅・ジャコ・胡麻を混ぜて油をひかずに炒め、さっぱりチャーハン。青紫蘇があればトッピングしたいところだ。もう一品は、人参・新玉ねぎ・ベーコン・小松菜を具にした雑煮。こういう凝った朝食を用意できるのも、時間のある休日の楽しみの一つか。8時過ぎまでかかってゆっくり食事。今日はよい天気になりそう。

母子ピアノ練習の間は貴重な自由時間。時々祈がぐずって俺が引き取ることもあるが、以前のようにずっと泣きっ放しということもなく、俺の横で大人しく大河ドラマを見ている。それにしてもピアノに長時間かけるものだと素直に感心。これで祈も習わせるというのだから、A子の情熱には頭が下がる。俺も今は「子供を引き取ってくれ、自由にさせてもらえてラッキー」と感じているが、次第に一人蚊帳の外に置かれる寂しさを感じるようになるのかもしれない。

昼は残り物のラーメン玉を茹で子供たちに振る舞い、俺たちは雑煮の残り。午後はA子が縫い物やアイロンがけをしたいというので俺が子供たちを引き取り、幼稚園に遊びに行く。と言ってもいつものA幼稚園では新鮮味がないので、線路向こうのN瀬幼稚園まで足を伸ばすことに。こういう時に車のナビが便利だ。Yも和子も、祈までが「どこへ行くの?」と興味津々、到着して見慣れない遊具が目の前に広がった時には歓声を上げてくれた。それから約2時間、幼稚園の簡単な遊具で思いっきり遊べるのだから、何も遊園地だとかアミューズメント何がしとかやらへ高い金を使っていくこともないなあと思えてしまう。

子供たちは遊具が珍しいので用意してきたシャボン玉セットには見向きもせず、仕方なく俺が使っていると、後からやってきた男の子三人兄弟がたちまち気付いて「すげー!」と見入っている。大きな輪っかで作るので、今日のような風のない日には上手くでかいシャボン玉を空に浮かせることができるのだ。こちらとしても喜んでくれて用意してきた甲斐があった。自由に使ってくれと貸してあげて自分の子供たちの世話に廻ると、その後約1時間近く飽きもせず歓声を上げながらシャボン玉を作り続けていた。

買い物をして家に帰り、夕食は鍋とする。豚肉・人参・ホウレン草・キャベツ・エノキダケ・春菊・鶏つみれ・豆腐を具とし、出汁は市販のちゃんこスープ。驚くことにA子は「どうしてももう一度練習させたい」と再度子供たちとピアノ室に籠る。コンテストが近いわけでもないのに凄いね。しかしお陰で夕食作りに専念でき、食事や風呂も早く済ませられて、ゆったりした気分で就寝前の「シンケンジャータイム」を取ることができた。急かすことなく一日を過ごせられるって、精神衛生上いいね。