朝食は納豆・味噌汁の残り・子供たちにフランクフルト・俺たちはジャコおろし。晴天が続いていて満開の桜がきれい。祈はすっかり赤ちゃんから子供になって、今や食事時に上二人を呼ぶのはこ奴の仕事になっている「ゆいー、わこー、ごあんだよー」と、回らない舌で懸命に大声を張り上げているのが可愛い。尤も朝は和子と同じく寝ぼすけで、会えないまま出勤に至ることも多い。

一年(三年間?)で最も忙しい日の一つだと思う、入学式翌日の各種オリエンテーション。朝から配布物・回収物に追われ、6限までびっちりクラス生徒の世話に追われる。まだ右も左も分からない新入生だから仕方ない。3限のSGE研修とかいうコミュニケーション促進ゲームで、体育館に小グループで集まる一つに加わった時、女子生徒の一人があまりにも無防備にスカートの中をさらして座るのに面喰らう。指摘するとすぐに直したが、まだあどけない少年少女なのだと再認識。

帰清掃後の点呼時にしきりと早く部活へ行こうとしている男子生徒を初めて一喝。なるべくなら叱らないように接していこうと思っていたのに、破るのが早すぎるね。しかし自分を偽って担任を続けていくことはできない。叱る時はできるだけ短くさっぱりと、その場だけの指導にとどめよう。放課後は明日の学習調査テスト関連の準備に追われる。進路課の仕事はまだ勝手が分からず時間がかかり、同じく明日から始まる2・3年の授業準備がまるでできていない。まあ何とかなるか。

家に帰るのはどうしても18時過ぎとなってしまう。夕食準備を手伝い(今晩はサンマとさつま芋ご飯)、風呂に入れるまでを大急ぎでこなしても20時ちかくなって、子供たちの熱い要望に応えてシンケンジャーを見る時間を何とか確保できる程度。やはり21時には寝かさないと次の朝に苦労するのだ。もう何度目かの「異国侍」の回、それはそれは嬉しそうに見て、次の場面を周囲に説明して得意になっているY。いやみんな繰り返し見て、すっかり筋を分かっているから…とは心の中だけにしておく。