昨夜からの雨、どうにか雪にならずしかし降り続いている。そのせいか寒さはさほどでもない。朝食は昨日の白菜スープに具材を足して雑煮とする。楽にできて、美味しくて、腹にたまって言うことないね。ただ、子供たちは祈を除いてあまり汁ものが好きではないようだ。Yは早起きして、自分の課題曲の他に学校での劇の伴奏曲も練習している。この子はストイックな努力家になるね。対して和子は例によってギリギリまで起きて来ず。強制的に起こそうとすると泣いて喚いて大変なので、最近は極力穏やかに話しかけるようにしているが、問題解決に向かうわけでなく結局A子のストレスが増えていく感じ。
空き時間に読んでいるのは、図書館で借りていたシーリア=フレムリン「夜明け前の時」。これ、ミステリとしても極上(1959年全米ミステリ長編大賞受賞だそうな)だが、何と言っても育児の苦労をここまで生々しく描いて共感を覚える作品は珍しい。解説は「母性愛の強さ」とか「日常に潜む恐怖」とかどこかで聞いたような形容でこの作品を語っているけど、作者がミステリの形を借りても一番伝えたかったのは、果てしないとさえ思える「育児・家事に追われて消耗していく時間」だったのではないか。夜泣きに悩まされてほとんど眠れず、これからやるべき山のような家事を思ってぼんやりと朝を迎えるやるせないひと時が、タイトルに表されているのだと思う。
まあ俺は最大の苦行「寝つかせ」をA子に押し付けて、毎夜客間に離脱しているのだからえらそうなことは言えない。読み終わったらぜひ彼女にも貸してあげよう。午後から年休を取り、Yを迎えに小学校へ行く途中にコンビニで買ったパスタを慌ただしく掻き込む。明太子ときのこがふんだんに入って大盛りの容量で398円。デフレもここまで来ると、ありがたいというより薄気味悪くなる。Yを乗せてレッスンへ。ピアノの音を聞きつつ読書を進める。毎週この時間があるから、集中して本が読めるのだ。
帰って夕食はA子の用意したクリームシチューとパン。俺だけガーリックトースト。ワインを用意してくれてあったが、昨日まで三夜連続飲酒になってしまっているので今日は我慢。三夜と言っても毎晩少しずつだけどね。三人の風呂を俺が自発的に引き受けたのは、夕食の準備を任せたからというのもあるが、やはりあの小説を読んで母親の苦労に思いをはせたからでもある。それでなくても最近のA子はピアノレッスンに追われて余裕のない顔つきになっているからね。
空き時間に読んでいるのは、図書館で借りていたシーリア=フレムリン「夜明け前の時」。これ、ミステリとしても極上(1959年全米ミステリ長編大賞受賞だそうな)だが、何と言っても育児の苦労をここまで生々しく描いて共感を覚える作品は珍しい。解説は「母性愛の強さ」とか「日常に潜む恐怖」とかどこかで聞いたような形容でこの作品を語っているけど、作者がミステリの形を借りても一番伝えたかったのは、果てしないとさえ思える「育児・家事に追われて消耗していく時間」だったのではないか。夜泣きに悩まされてほとんど眠れず、これからやるべき山のような家事を思ってぼんやりと朝を迎えるやるせないひと時が、タイトルに表されているのだと思う。
まあ俺は最大の苦行「寝つかせ」をA子に押し付けて、毎夜客間に離脱しているのだからえらそうなことは言えない。読み終わったらぜひ彼女にも貸してあげよう。午後から年休を取り、Yを迎えに小学校へ行く途中にコンビニで買ったパスタを慌ただしく掻き込む。明太子ときのこがふんだんに入って大盛りの容量で398円。デフレもここまで来ると、ありがたいというより薄気味悪くなる。Yを乗せてレッスンへ。ピアノの音を聞きつつ読書を進める。毎週この時間があるから、集中して本が読めるのだ。
帰って夕食はA子の用意したクリームシチューとパン。俺だけガーリックトースト。ワインを用意してくれてあったが、昨日まで三夜連続飲酒になってしまっているので今日は我慢。三夜と言っても毎晩少しずつだけどね。三人の風呂を俺が自発的に引き受けたのは、夕食の準備を任せたからというのもあるが、やはりあの小説を読んで母親の苦労に思いをはせたからでもある。それでなくても最近のA子はピアノレッスンに追われて余裕のない顔つきになっているからね。