夜中にトイレに行くと、朝起きるべき時間に膀胱の膨満感が減じられて快適に寝ていられ、結果として寝過ごしてしまう。昨夜は割と早く寝ついたのになあ、5時の目覚ましにやっとの思いで起きる。朝食は納豆・目玉焼き・ホウレン草とベーコンのソテー・味噌汁残り。Y今朝はA子と走りに行き、俺と走ったコースを大いばりでA子に教えていたという。猿の姿はやはり見えず、それらしい鳴き声が聞こえたらしい。

テスト二日目。俺の担当する教科はこの日に集中していて、ドカッと解答用紙が返ってくる。採点をして時間を過ごしていると、どうにも眠くなる。昼休みに杉本苑子の時代小説を読んでリフレッシュ。いやー今回「冬の蝉」という短編集を初めて読んだが、どれも素晴らしい緊張感と盛り上がりで感心した。陰惨だったり救いのない印象を与えたりする「墓石を打つ女」「菜摘ます児」「仇討ち心中」もいいが、表題作の「冬の蝉」が唯一ハッピーエンドで印象深かった。かつての大河ドラマ(「春の波濤」?)原作者ということは知っていたが、こんなに面白い話を書く人だったのかと認識を新たにした。著作も相当ありそうだし、しばらくマイブームになりそうだ。

今日は管理当番なので定時を過ぎてから校舎内を見回り、最終施錠をまだ残る先生に引き継いでから帰宅。テスト中日とあって生徒もほとんど残っておらず、戸締りも上々だったので助かった。夕食は買い置きの具材でラーメン。人参・玉葱・細切りチャーシューの卵とじを乗せる。Yも和子もよく食べるようになった。祈は食後の柿の方がいいらしく、例によって「ほしいー、ねーほしいよー」と切なく訴えている。欲求と拒否をとても明確に意思表示するようになってきた。

風呂上がり、Yと和子とで「ピッポ」とかいう動物カードの色違い・種類違いをすばやく見つけて取るゲームを行う。まだ和子には難しい様子、Yといい勝負になるが神経衰弱ほど難しくなく、今回は俺の勝利。A子がしきりに感心していたが、小1生に勝ったからといって褒められても嬉しくないよ。