朝から雨。今日はYの受賞者コンサートで、午前中に美容院・午後から会場に向かうというのに、雨脚はどんどん強くなる。俺は午後から和子だけ連れて応援&ビデオ撮影に向かう予定。朝食は気合いを入れてもらうため、特製オムライス。祈は具のコーンだけほじって食べたがる。A子は大雨の中、三人を引き連れて美容院へ向かってくれた。お陰で洗濯物干しや片付けがゆっくりでき、録画番組を消化していくことができた。

録画テレビを見ながら、どうしてこう義務のように見続けなければいけないのだろうと疑問に思う。スチャダラパーの歌詞にある「欲求のはずが義務に変わり」とのセリフはけだし名言。毎週録って義務のように見ているのは「いのちドラマチック」「美の壺」「名曲探偵」「へうげもの」「江(大河)」「BS歴史館」など。最後の番組は授業にも使えそうな題材が多いので見る意義はあるが、他はとにかく消化せねばHDが一杯になってしまう、と追い立てられている感じ。

戻ってきた母子、サンドイッチを作って今度はYとA子で会場入り。雨風はどんどん強まり、タクシーにしたらと勧めたがA子勿体ないと取り合わず。俺は祈と和子にサンドイッチを食べさせ(殆ど食べず)、昼寝をさせて出発準備。祈をじいじに預け、和子を連れて会場へ向かう。まるで嵐のよう、会場の駐車場が一杯で、隣のスーパー従業員駐車場に止めさせてもらい、そこから歩いて施設内に入るだけでかなり濡れてしまう。それにしても俺はビデオや三脚を持っているので和子には自分で傘をさして歩いてもらったが、かなり濡れてしまったとはいえこの雨風の中をしっかり歩けて、成長を感じさせた。

演奏はやっぱり本番に強いY、素晴らしい演奏「ワルツのように」「短いお話」「ピエロ」というカバレフスキーの三曲を披露してみせた。終わって拍手の中、プログラムに目を通した観客の「あれでまだ1年だって…」と驚く声が聞こえてき、誇らしい気持ちになる。その他の演奏も皆銀賞以上の受賞者なので素晴らしい限り。和子は割と静かに聞いていたが、A子が横に来てからは甘えてしまってダラダラになる。最後に演奏した最優秀賞の少年はまだ中2、どれだけ凄いかと期待して聞いたら、何だかわざとテンポをはずすような難解な曲。ただ綺麗なだけでは満足できないということだろうか、ピカソのような前衛性を感じさせた。

M先生にお礼を言って、義父母や義兄からもらった花束やお菓子を抱えて帰宅。二人はA子の車で帰るというので俺は荷物を引き取って、ますますひどくなる雨風の中を車に戻る。歩いているうちに傘が壊れてしまった。途中ドラッグストアで冷凍食品のハンバーグ・ポテトを買い込み、車を動かすと後方から変な擦るようなノイズが聞こえてきて、どこか傷つけてしまったかと真っ青になる。ところが家について確認しても外傷はなく原因は分からず。明日も続くようならディーラーに相談せねば。

ハンバーグとポテト、チーザで乾杯。三人とも大声を上げて大はしゃぎ。途中から祈がお腹を押さえて泣きだす。今日はまだ便が出ておらず、うまく排泄できなくて苦しいらしい。何とかちょっと出て安定した様子だが、それでも夕食は殆ど食べず、お菓子ばかり欲しがる始末。だから便秘になるんだよと言い聞かせたいが、道理が分からないのでは仕方ない。